【アニメ漫画キャラの魅力】兄の意思を引き継ぎビデオカメラを回す！佐木２号こと「佐木竜二」の魅力『金田一少年の事件簿』

不動中学３年生、いつもビデオカメラ片手に撮影しているカメラオタク「佐木竜二」。その性分は父から譲り受けたものであり、実家は映像撮影を生業としている会社を経営。本人もそれを手伝っています。とある殺人事件で兄を失ってしまうという悲しい過去を持っていますが、その悲しさを微塵も感じさせずに今日もビデオカメラを回します。今回はそんな「佐木竜二」の魅力についてご紹介させて頂きます。


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佐木竜二とは？（金田一少年の事件簿）


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■佐木２号

　初めて竜二を見た時に、そのそっくり具合に一と美雪が声を上げてしまうほどに良く似た兄弟です。兄を殺され、しかもその容疑者に一が浮上した事があるにも関わらず、一の前に颯爽と姿を現した竜二。その理由は、兄が夢で金田一のピンチを救うように進言したからだそうです。

　これだけ聞くとなかなかのオカルト話ですが、幽霊姿の兄に会えたことを楽しく一に報告している姿はむしろ楽しそうにも。兄・竜太の人気が意外と高かったため、作者が送り込んだのがこの佐木２号。兄とそっくりな外見に加え、兄に負けず劣らずの個性的キャラで読者を魅了します。

■シャッターチャンスは逃しません！

　神出鬼没な佐木２号は、気が付けばどこにでも現れてビデオを回します。『金田一少年の殺人』では、テーブルの下で盗撮まがいのことをやって美雪を呆れさせました（一はノリノリ）。そのスキルは、魔神遺跡殺人事件でもいかんなく発揮され、夜這いの疑いをかけられた一の無実を見事に晴らしてくれました。

■本当に中学３年生？

　事件現場に一の助手として付き添っていますが、実年齢は中学３年生。殺人現場でも平然とカメラをまわしている姿からは想像もつかないのですが、義務教育真っ最中なのです。「学校はどうした？」「お小遣いで事件現場に来ている？」「兄が一の助手（自称ですが）をしていたせいで亡くなったのに、それに付き添っていて怖くないのか？」「親は何も言わないの？」などなど、突っ込みどころ満載ではありますが、佐木２号のサポートが事件の解決に繋がる事も多々あり、一にとっては、手元に置いておきたい逸材でしょう。

　彼が進級して不動高校に入学したら、ますます一と美雪にくっついて歩きそうです。佐木２号自身と、彼が撮影する映像にこれからも期待・大です。


【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者：あきにゃん（キャラペディア公式ライター）