「世代」で見るオールスター 昨年最多の“88世代”を上回ったのは…?

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2016年07月15日 14:21  ベースボールキング

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ベースボールキング

オールスターに選出された広島の野村祐輔
◆ 「世代」で見るオールスター

 夢の球宴が、15日にヤフオクドーム(第1戦)、16日に横浜スタジアム(第2戦)が開催される。

 今年のオールスターには、ファン投票で最多得票を集めた柳田悠岐(ソフトバンク)や、現在セ・リーグ三冠王の山田哲人(ヤクルト)など、まさにいまの球界を代表する選手たちが集う。

 今回は、オールスター出場選手たちの「世代」に注目。昨年は第2戦のMVPを獲得した会沢翼(広島)を始め、柳田や坂本勇人ら“88年世代”の選手が9人も出場したが、今年はどうなっただろうか。


◆ “谷間”と言われたあの世代が...!!

 今年の出場者の中で最も多かったのは、“88年世代”の1つ下にあたる“89年世代”だった。

 25年ぶりのリーグ優勝に向けてひた走る広島から、両リーグ最多の11勝を挙げる野村祐輔と“キクマルコンビ”こと菊池涼介、丸佳浩の3人が選出。

 その他、侍ジャパンで4番を張る中田翔(日本ハム)や開幕から31試合連続無失点というプロ野球記録を作った田島慎二(中日)、チームキャプテンを務める鈴木大地(ロッテ)らが選ばれるなど、黄金世代のひとつ下で“谷間”とまで言われた世代の選手たちの奮闘が光る結果となった。


 次いで多かったのが、昨年トップだった88年世代と、92年世代の6人。

 昨季の9人から6人に減った88年世代だが、ファン投票で最多得票を集めた柳田や、開幕から好調を維持する坂本、さらには最多安打の日本記録保持者・秋山翔吾(西武)らチームの顔が揃う。

 また、今季から日本でプレーするビシエド(中日)がこの世代に当たるというのも、意外性があっておもしろい。

 一方の92年世代は、いまや球界の顔になりつつある山田を筆頭に、昨季セ・パの新人王・山崎康晃(DeNA)、有原航平(日本ハム)らが選ばれている。


 ちなみに、次の黄金世代として期待がかかる“大谷・藤浪世代”の94年組は大谷翔平(日本ハム)、藤浪晋太郎(阪神)、鈴木誠也(広島)、田村龍弘(ロッテ)の4人。昨季は1人もオールスター出場者がいなかった“松坂世代”からは、和田毅(ソフトバンク)、エルドレッド(広島)の2人が出場する。


【世代別トップ3】

1位 89年世代[10人]

<投手>
益田直也(ロッテ)
野村祐輔(広島)
菅野智之(巨人)
三上朋也(DeNA)
田島慎二(中日)

<内野手>
中田翔(日本ハム)
鈴木大地(ロッテ)
菊池涼介(広島)

<外野手>
岡島豪郎(楽天)
丸佳浩(広島)

2位 88年世代[6人]

<投手>
石川歩(ロッテ)
秋吉亮(ヤクルト)

<内野手>
坂本勇人(巨人)

<外野手>
柳田悠岐(ソフトバンク)
秋山翔吾(西武)
ビシエド(中日)

2位 92年世代[6人]

<投手>
有原航平(日本ハム)
塚原頌平(オリックス)
中崎翔太(広島)
石田健大(DeNA)
山崎康晃(DeNA)

<内野手>
山田哲人(ヤクルト)

このニュースに関するつぶやき

  • 80年世代がいなくなったのか?和田くらいしか思い付かない。
    • イイネ!2
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