「悪・即・斬」「はじめくん!」「スポックじゃない」 新選組・斎藤一の写真発見に『るろ剣』『薄桜鬼』ファンも歓喜!

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2016年07月15日 21:11  おたぽる

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おたぽる

Wikipediaより。

 江戸時代末期、反幕府勢力を取り締まった新選組の隊士と知られる「斎藤一」の写真が見つかったことが、15日わかった。人気アニメのキャラクターとしても人気を博す斎藤一の歴史的発見に、アニメオタクからも歓喜の声が上がっている。



 新選組でも一、二を争う剣客であると言われる斎藤一。戊辰戦争では、前線で活躍し、明治維新後も警察庁抜刀隊の一員として西南戦争に参加。大正時代まで生きた新選組隊士とも知られるが、現代までに残された史料や写真はほとんどなく、謎の多い人物とされてきた。



 そんな斎藤一は、オダギリジョーが斎藤一を演じた2004年の大河ドラマ『新選組!』(NHK)をはじめ、多くの作品に登場。“二次元キャラ”化もしており、中でも「牙突」や「悪・即・斬」でおなじみの『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』、寡黙なイケメンに描かれた『薄桜鬼』シリーズが有名で、作品をきっかけに斎藤一を好きになったというファンも多い。



 だが、これまで実際の斎藤一の姿を確認できるものといえば、『スタートレック』シリーズのミスター・スポックを彷彿とさせる、とんがった耳が特徴の肖像画のみ。お世辞にも「かっこいい」とは言えない姿であった……【注:なお、この肖像画のモデルは本人ではなく、斎藤の長男がモデル】。



 その中で今回見つかった写真だが、1897年、斎藤一が53歳の時に妻子と共に撮影したというもの。写真の中の斎藤一は家紋が入ったはかま姿で、顔立ちは“あの肖像画”と比べると、かなり凛々しい。ネットでも「予想よりかっこいい」「絶対若い頃イケメン」「スポックじゃない!」と評する声が続々と上がっている。



 写真の発見を報じた「共同通信」によると、この写真は当時斎藤一が住んでいた東京・本郷の「写真師 中黒実」のスタジオで撮影したものとみられており、写真の台紙の裏には毛筆で「明治卅年十一月十四日写之」「藤田勉卒業ニ付一家写真」とあることから【注:斎藤一は藤田五郎に改名している】、その後、陸軍士官学校を卒業した長男・勉を祝う、家族写真だったことうかがわせているという。



 今回の発見には、歴史ファンだけでなく、「この人が牙突使ってたのか」「悪・即・斬感がすごい」「はじめくん!」「薄桜鬼ファン的にはテンション爆発せざるを得ない」と、アニメオタクも反応しており、改めて斎藤一の人気を感じるところ。



 なお、新選組の天才剣士と言われる沖田総司の肖像画も“残念”なほうの部類なのだが【注:肖像画のモデルは姉のミツが「似ている」と称した孫の要】、斎藤一の写真が発見されたことを受けて、「沖田も見つけてあげて」「沖田も早く写真が見つかるといいね……」といった声が上がっている。


このニュースに関するつぶやき

  • るろ剣の斎藤一がじいさんになったらこんな感じになりそうな気がする。
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