プレミアリーグがウインターブレイクの導入を検討しているようだ。イギリスメディア『スカイスポーツ』など複数メディアが伝えている。
欧州の主要リーグでは年末から年始にかけてウインターブレイクが導入されているのに対し、イングランドではシーズンを通して試合が行われている。
それどころか、年末年始は過密スケジュールとなっており、選手のコンディションを心配する声があるだけでなく、プレミアリーグのクラブが国際舞台で勝ち上がれない一つの要因としても指摘されている状況だ。
ウインターブレイクについてはイングランド代表のサム・アラダイス新監督も導入に賛成しており、記者会見で「プレミアリーグや代表チームが国際レベルで戦う一助となるだろう」とコメントしていた。
これを受け、プレミアリーグの会長であるリチャード・スクダモア氏は、以下のように話した。
「我々はウインターブレイクに反対してはいない。イングランドサッカー協会(FA)、フットボールリーグ(2部、3部、4部の統括組織)と協議している。カレンダーの統合についてね。いつになるかはわからない。なぜなら、そういった交渉で妥協したくないからね。しかし、3つの主体が一つの解決策に着地したら、クラブやファン、その他すべての人たちと試験的に試すことになるだろう」
また、スクダモア会長は「トライし、実現させようとする意欲はある」としながらも、「もしもこれが簡単なことであれば、すでに導入しているよ」と述べたという。
(記事提供:Qoly)