限定公開( 3 )
日本テレビ系で放送された『ナカイの窓』「声優SP」に人気声優が出演し、「神回ww」「声優さんってすごい」とファンから声が上がっている。
27日の放送では、2001年の370人から、15年には1,192人と約3倍も人口が増えたという“声優”にスポットを当て、「やまちゃん」の愛称で知られる声優・山寺宏一をはじめ、飯田里穂、草尾毅、小山力也、タカオユキといった5人がゲストとしてスタジオに登場、業界の裏側についてトークを繰り広げた。
『ラブライブ！』の星空凛役としてブレイク、μ's（ミューズ）のメンバーとして『NHK紅白歌合戦』にも出場した飯田は、μ'sの活動で5時間に及ぶライブを行っている苦労を告白し、「凛ちゃんといえば〜？」「イエローだよー！」のラブライバーにはお馴染みのコール＆レスポンスを番組MCのSMAP・中居正広とともに再現。趣味はお弁当作りだという、人気アニメ『君のいる町』（テレビ東京ほか）の神咲七海役を演じたタカオは、南海キャンディーズ・山里亮太をイメージした“山里芋弁”をスタジオに持参。そのあまりに“グロテスクな”外見はスタジオを震撼させた。
そんな盛り上がりを見せる一方で、番組では声優の裏事情も語られることに。事務所に入るまでに100回ほどオーディションを受けたというタカオは、オーディションで“水着審査”が行われることがあると告白。最近では、アニメ『妖怪ウォッチ』（テレビ東京系）の主人公・天野ケータ役の戸松遥の水着姿が週刊誌「FLASH」（光文社）に掲載されたり、『アイドルマスター シンデレラガールズ』(TOKYO MXほか）の神崎蘭子役で注目を浴びた内田真礼が「週刊ヤングジャンプ」（集英社）のグラビアページに登場するなど、声優活動や、歌手活動だけでなくグラビア活動も積極的に行う女性声優が増えている。ルックスも重要視されると言われて久しい声優業界だが、“水着”の需要も高まっているのだろうか……。
また、ベテラン声優でもオーディションで仕事が決まることが多いと明かされ、『スラムダンク』の桜木花道役で知られる草尾毅は、声優のギャラ制度である「ランク制」に触れ（ランク制度について）、主役でも脇役でもギャラは変わらないことから、「実はライバルの流川役を演じてみたかった」と以外な事実を告白。海外ドラマ『24』でジャック・バウアーの吹き替えを担当している小山力也も、ゲーム収録について「身入りがいい」と裏側を明かした。
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視聴者からは、これには、「山ちゃんは天才ということが改めて分かる回でした」「アイマス『中居くんCM）』とラブライブ『りっぴー（凛）』との共演が!!」「オーディション事情凄いな」「きょうのナカイの窓神回ww」「声優さんってすごい」など、ネットでは多数声が上がっており、ytv読売テレビマーケティング公式Twitter（@ytv_marketing）によると、視聴率は同時間帯で1位を記録したそうで、世間の注目の高さが伺える。
番組の終盤では、トーク内容もとにした心理分析から、“声優に向いていない人”が明らかになり、衝撃の結果が。それはなんと、ベテラン声優・山寺だというのだ。心理カウンセラーの小高千枝氏は、山寺について、「多様性があり、中居と山里の間に必ず入ってMC的な感じでこの番組をプロデュースしていく立場にあった」「独創的なアイディアをどんどん繰り広げていって、声優の分野以外でパイオニアとして活躍できる」と絶賛。
まさかの結果に、はじめは涙を浮かべていた山寺だが、「最近若手がどんどんきていて……、ちょっと広げようかな……ビジネスを……」と、声優活動以外にも意欲を見せるコメントをした。ひょっとすると、今後、様々な場所で活躍する山寺の姿が見れるかもしれない―!?
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