小学生が「脂肪肝」!? その原因は……

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2016年07月29日 16:12  MAMApicks

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【ドイツ発『DIE WELT』の記事より抜粋】
ヨーロッパでは9歳の3人に1人が太りすぎであると言われている。医師らは、肥満児の増加を問題視していて、ある病気に対して警鐘を鳴らしている。それは、「脂肪肝」。

――「脂肪肝」ときくと、アルコールが原因でなる病気というイメージがある。しかしヨーロッパでは、なんとアルコールを摂取していない3歳児が、アルコール依存症の人と同じような脂肪肝になっているという事例が問題になっている。

なぜ、アルコールを摂取しない幼児が脂肪肝になるのか?
それは、肝臓の周りに脂肪が沈殿して起こる、「非アルコール性脂肪性肝炎」によるものだという。

子どもたちが「おなかが痛い」と言った場合、親はあまり深刻に捉えず、少し休ませたり市販薬を与えたり、お腹を温めるなどの対処をするだろう。ところが、肥満による脂肪肝を発症していた場合でも、多くの幼児がお腹の痛みをまず訴えるという。

肥満は家庭での食事状況に大きく左右される。つまり肥満は予防することができるので、このような疾患に至る前に、食事の見直しや適度な運動が大事であると医師らは警告している。

【参照記事】
Wenn Grundschulkinder schon an Fettleber leiden
http://www.welt.de/gesundheit/article155815578/Wenn-Grundschulkinder-schon-an-Fettleber-leiden.html

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