「アクタスなら仕方ない」“前科あり”アクタス制作の『レガリア』が第4話で一旦終了! なお、第5話は「反撃」だそうです

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2016年07月29日 21:11  おたぽる

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おたぽる

『レガリア The Three Sacred Stars』公式サイトより。

 7月から放送されていたアニメ『レガリア The Three Sacred Stars』(以下、『レガリア』)が、28日放送の第4話をもって一旦放送終了となることが発表され、アニメファンを驚かせている。



 公式サイトで発表された、製作委員会の声明によると、すでに放送・配信している話数において、「本来意図していたクオリティと相違があることを強く認識」したという。クオリティの相違については、現在の制作体制の中で解消することが難しく、「制作体制およびスケジュールを仕切りなおし、きちんとした形で視聴者の皆様に作品をお届けしたい」という制作サイドの意向を受け、放送休止に踏み切ったとのこと。



『レガリア』は、『ガールズ&パンツァー』で知られるアクタス制作のオリジナルアニメで、『IS<インフィニット・ストラトス>2』のシリーズディレクター・登坂晋が手掛ける“美少女×メカアクション”。作中に登場するメカニックの作画はCGを使用しておらず、「手書きメカやっぱ良い!」と評価を集めていた。一部では、「ストーリーが稚拙」「話がよく分からない」と脚本について苦言を呈する声もあったが、今回の決定については「どこに延期の理由があるのか分からない」「問題なく面白かったのに」と疑問を持つファンも多い。



 ただ、制作のアクタスについては、“前科”があるため「アクタスなら仕方ない」という声も……。最近では、『ガールズ&パンツァー』(2012年)が制作ミスで放送が遅延、急遽総集編が放送されたといった事態が記憶に新しいアクタスだが、過去を遡ると『真・女神転生Dチルドレン ライト&ダーク』(02〜03年)では、放送の途中で制作スタジオが他社に変更されたり、『銀盤カレイドスコープ』(05年)では監督の怒りを買い、最終話の署名を拒否されている。『もえたん』(07年)でも諸般の事情で第6話がテレビ放送されず、代替として総集編を放送するなど、アクタスはなにかと“制作トラブル”が多いと有名なのだ。



 その歴史に名を刻んでしまった『レガリア』。公式サイトによれば、制作体制を整理したのち、現在放送中の各TV局にて、9月1日から改めて第1話から放送を順次開始するという。「楽しみに待ってるからな」「俺はガルパンでも待てたんだ!」とエールを送る声もあるため、ぜひともアクタスには名誉挽回してほしいものだ。



 なお、第4話を「虚勢」というサブタイトルで一旦休止した『レガリア』だが、次回予告によると、第5話は「反撃」というサブタイトルで復活する模様。『レガリア』の“反撃”を楽しみに待ちたい!


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