ダウンタウンがとんねるず語る「確執何もない」「会ったら普通に喋る」。

結成34年のダウンタウンと、同36年のとんねるず。東西の大物コンビはあまり共演の経験がなく、いつしか2組の間には不仲説が囁かれるようになった。7月29日に放送されたバラエティ番組「ダウンタウンなう」（フジテレビ系）では、この点をタレントの出川哲朗（52歳）が直撃。松本人志（52歳）、浜田雅功（53歳）が、それぞれとんねるずへの思いを語った。

2014年3月31日、「笑っていいとも！グランドフィナーレ超特大号」（フジテレビ系）で約20年ぶりとも言われる共演を果たし、“奇跡の共演”などと言われた2組。しかし松本は「でも俺、周りにそんな気を遣われてることすら知らなかったからね」「楽屋も相当離してたり、廊下ですらすれ違わないようにしてたのね、スタッフ」と全く意識したことはなく、「（2組の間には）何もないよ！」と力強く確執を否定した。

そして、そもそもの話として、年齢や芸歴もとんねるずが上のため、松本にしてみれば、好きとか嫌いとかの話ではないという。

また、不仲説が出るよりも前に共演したという「なるほど！ザ・ワールド」（フジテレビ系）のスペシャル（1994年10月3日放送）に話が及ぶと、出川は「あれも伝説の…」と、そのときの様子を解説。出川は「この人（浜田）がこれもん（＝いきりながら前のめりの状態）で、2組のピリピリ感が凄かった」と興奮気味に語った。

なぜ、そのとき浜田はとんねるずに攻撃的な態度を取っていたのか。番組ではとんねるずチームとごっつええ感じチームが出て優勝を争っていたが、浜田は、カメラには映らないところからおせっかいなプロデューサーがとんねるずチームに答えを教えていたことに気付いたそうだ。そのため、回答席のとんねるずたちが答えがわかる前に「はよ言えよ！」と促していた、というのが事の真相なのだという。後に不仲説の根拠のひとつとされた「なるほど！ザ・ワールド」で浜田がイライラだったのは、スタッフのおせっかいが原因だったというわけだ。

ちなみに、浜田と石橋貴明は「共演はしてないけど、子どもの学校一緒やったから。石橋さんとは学校でも会うてたのよ、しょっちゅう」と、実はプライベートでは親しい間柄だったそう。そのため「普通のときは、普通に喋ってるよ。ただ、表でこうやって共演しないから、あそこNGちゃうんか？って思われてるだけで、会ったら普通に喋るよ」と、何も確執のようなものはないという。

また、とんねるずという存在について浜田は「向こうはテレビのタレントさんじゃない？ 我々は芸人っていうことで出てきたけど。（とんねるずが）別に漫才やりはるわけでもないし」、松本は「俺もちょっとジャンルが違うな、とは思う」と、それぞれ印象を語った。

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