体外受精にて妊娠に至らなかった女性のうち3分の1が自然妊娠

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2016年08月03日 00:11  妊活・卵活ニュース

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体外受精の失敗後、3人に1人が自然妊娠 最新の研究により、体外受精にて妊娠に至らなかった女性が、その後に自然妊娠する可能性は高いと証明された。

しかしながら、専門家らは、長年にわたる不妊の末に、自然妊娠するメカニズムは説明できないとしている。

6年間におよぶ臨床試験 NHSトラスト、インペリアル・カレッジ・ロンドン、キングス・カレッジ・ロンドンの研究チームは、不妊治療を受けたカップル403組を対象に臨床試験を行った。

96組は、体外受精にて妊娠に至らなかった。一方、そのうち10組中3組は、体外受精の失敗から1年以内に自然妊娠で子供を授かった。

6年間におよぶ臨床試験の結果、不妊治療の結果に関わらず、妊娠率は約30%であったという。

新たな可能性 不妊治療を諦めてから2年以内の自然妊娠率は87%であった。また、体外受精にて妊娠に至らなかった女性のうち31%が自然妊娠に至った。

体外受精は子供を授かるための最終手段と考えられているが、研究チームは臨床試験結果より新たな可能性が見出せたと確信している。

一方で、不妊治療を止めた後に自然妊娠に至った理由として、不妊でないのにも関わらず、不妊と思って治療を受けていた場合も考えられるという。

The Telegraph

PARENT HERALD

Kidspot

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