「ゴジラ」シリーズは1954年公開の第1作で動員数961万人を記録して大ヒットとなった。シリーズの最高動員記録は1962年公開の第3作『キングコング対ゴジラ』で1255万人を数えている。最新作『シン・ゴジラ』の最終興行収入は40億円以上が見込まれており、100万人以上の観客動員数を記録するのは間違いないだろう。前作『ゴジラ FINAL WARS』の動員数は104万人で、その数字をいつ超えるのかも注目したい。
この記録について、山内章弘エグゼクティブプロデューサーは「『シン・ゴジラ』のコンセプトは「ニッポン対ゴジラ。」ですが、今回、シリーズ動員1億人突破という記録を打ち立てられたのは、日本国民皆さんにゴジラを愛していただいた、まさに「ニッポン愛ゴジラ」の賜物です。本当にありがとうございました」と感謝の言葉を伝えた。そして「1954年に誕生した初代『ゴジラ』の精神を受け継ぎ、進化した今回の『シン・ゴジラ』も、今までの作品同様、50年、100年と皆さんに愛して頂ければこんなに嬉しいことはありません」と意気込みを見せた。