「歩くと、ポイントが貯まる」アプリ、利用者の8割が歩数を意識

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2016年08月04日 12:10  QLife(キューライフ)

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QLife(キューライフ)

47%が歩数アップ、平均増加歩数は約3,400歩

画像はリリースより

 ウォーキングを始めるきかっけは、人それぞれ。健康に良いとわかっていても始められないという人の背中を押すスマートフォン向けアプリも続々登場しています。ドコモ・ヘルスケア株式会社と株式会社DeNAライフサイエンスが提供するアプリ「歩いておトク」もその1つで。同アプリの利用者アンケートによると、8割以上が「使い始めてから、歩数を意識するようになった」など、意識や行動に変化が生まれたと回答したことがわかりました。

 歩いておトクは、歩いてアプリを起動するだけで、NTTドコモが提供する「dポイント」が貯まるもので、歩数に応じてアプリの中で世界の観光地を巡り、観光スポットの写真や情報を楽しむことができるというもの。アンケートは、インターネットを通して行い、利用者6,830人から回答を得ました。

 歩数に対する意識の変化を質問したところ、「今まで意識していなかったが、意識するようになった」が約5割、「今でも意識していたが、さらに意識するようになった」が約3割と、合わせて約8割の人が歩数を意識した生活になったことが判明。歩数の変化に対しては、47%が「歩数が増えた」と回答しており、平均増加歩数は約3,400歩、約30分程度歩く時間が増えたと考えられます。

運動習慣のない人も、半数以上が「歩数が増えた」と回答

 歩数の変化の質問を、運動習慣のない人(4,700人)に限定すると、54%が「歩数が増えた」と回答しています。利用者からは、「いつも3日坊主でやめてしまうが、ポイントが貯まるので必死に歩いています(30代、男性)」、「ポイントが増えることが楽しく、雨でも晴れでも用事を作り出かけたくてしょうがないです(70代、男性)」といったポイント目当ての声や、「あと少しで観光スポットに到着しそうな時は、遠回りをして歩数を稼ぎます。旅行している気分で楽しいです(40代、女性)」とアプリ自体を楽しむ声などが聞かれています。

 毎日の歩数を意識し、歩数を増やすことについて、医学博士の三輪真也さんは、「身体活動量を増やすことは、体重・血圧などへの効果のほか、認知症予防などにも有効」、「運動習慣がない人は身体活動量を少し増やすだけでも有益」、「日本人の平均歩数はこの20年間で1,000歩以上減少しており、歩数をかせぐ意識を持つことが重要」と、その効果を指摘しています。

 スマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」の大流行で、スマホを手に歩く人がますます増えており、スマホは外歩きに欠かせないツールの1つ。ウォーキングをしたいけど一歩が踏み出せないという人は、アプリを利用して始めてみるのもいいかもしれませんね。(菊地 香織)

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