『ガンダムビルドファイターズ』の“セカイ”が広がる展示に　最新作も盛りだくさん「ガンプラEXPO」レポート前編

毎年恒例となった「ガンプラEXPO」。2016年は8月と11月と、2回に渡って開催予定だ。「ガンプラEXPOワールドツアージャパン2016 SUMMER」は、8月11〜14日の期間、池袋・サンシャインシティにて開催される。一足先に会場を訪れたので、そのレポートを届ける。

今回の夏の「ガンプラEXPO」は池袋のサンシャインシティ文化会館3階にある展示ホールCで開催される。「ガンダムビルドファイターズの世界を体感！」というテーマ展示もあり、8月21日放送の『ガンダムビルドファイターズトライ アイランド・ウォーズ』がより楽しみになる展示が広がっていた。

まず会場では、最初に『ガンダムビルドファイターズトライ』の世界観を味わえる映像を楽しむことができる。三面に渡って展開されるLEDのスクリーンで、作中に登場する「プラフスキー粒子」をイメージした空間が広がり、主人公のカミキ・セカイが操作するカミキバーニングガンダムがカッコよく技を決める。迫力ある映像はファン必見だ。

その空間を出ると、ガンプラが並ぶ。今回メインである『ガンダムビルドファイターズトライ』の機体が並び、眺めながら作品を振り返る事ができる。展示されている背景もLEDになっていて、風景や文字に変わったりするので写真を撮るのも楽しい。そして新作『ガンダムビルドファイターズトライ アイランド・ウォーズ』に登場する機体も並んでおり、アニメの放送やガンプラの発売への期待が高まる。
展示はそれだけでなく、ガンプラ作りにこだわるシリーズらしくカスタマイズされたガンプラも並ぶ。職人の技が光るカッコいいガンプラの数々は、制作の参考にもなるだろう。

さらに大人気となった「ベアッガイ」「プチッガイ」のコーナーも。女性プロモデラーが手がけたというその空間には、カラフルなプチッガイがたくさん並んでいた。さらに「つくえのうえのプチッガイ」というシリーズが10月発売予定として、今後も可愛いガンプラが続々と登場しそうだ。

ほかにも『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN』や『機動戦士ガンダムUC』、『機動戦士ガンダム サンダーボルト』などのシリーズからもガンプラが登場。秋から第2期の始まる『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』より本編に登場するガンプラが披露され、物語がより気になる展示となっていた。