『ガルパン』大洗町に続け! 『ハイスクールフリート』が横須賀の町おこしに効果をもたらす!?

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2016年08月25日 21:11  おたぽる

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おたぽる

横須賀市観光情報サイト「ここはヨコスカ」より。

“女子高生×戦車”アニメの『ガールズ&パンツァー』が、舞台である茨城県大洗町に経済効果をもたらしたように、神奈川県横須賀市が舞台の“女子高生×戦艦”アニメ『ハイスクールフリート』も、町おこしに効果をもたらしつつあるようだ。



 今年の春アニメにおいて、話題作のひとつであった『ハイスクールフリート』(TOKYO MXほか)。『ガールズ&パンツァー』で知られる吉田玲子がシリーズ構成と脚本を、『のんのんびより』(KADOKAWA)の作者・あっとがキャラクターデザインを担当するということで、放送前から注目を集めていたが、第1話放送終了間際、番組タイトルを突如『はいふり』から『ハイスクールフリート』に変更。そこではじめて“女子高生×戦艦”モノと判明したことでも話題を集めた作品だ。



 そんな『ハイスクールフリート』は、横須賀市にある架空の女子校・横須賀女子海洋学校が舞台で、作中には「衣笠山公園」「諏訪大神社」といった実在のスポットが登場することから、これまでに横須賀を巡る旅行企画やスタンプラリーをJR東日本横浜支社とのタイアップで行なったり、また、自衛隊神奈川地方協力本部とのコラボで自衛隊隊員募集のポスターを制作したりと、さまざまな企画が実施されてきた。



 ほかにも、横須賀市内の衣笠商店街が作品の横断幕やポスターを展示するなど、町も全面的に『ハイスクールフリート』を応援。7月からは横須賀市内にある飲食店など34店舗とコラボし、店内にキャラクターの等身大パネルを設置したり、500円以上の買い物で非売品の缶バッジがもらえるキャンペーンを実施している。



「神奈川新聞」が運営する「カナロコ」の記事によれば、横須賀市がこういったアニメコラボに乗り出したのは、2010年放送の『たまゆら』が最初だとか。その後、同じく横須賀が舞台の『蒼き鋼のアルペジオ』でもコラボ企画を実施している。



『ハイスクールフリート』は前述のコラボだけでなく、作中に登場する和菓子店「さかくら総本家」横須賀中央駅前店ともコラボしており、土日祝日限定で等身大パネル34個展示した店内5階部分を開放しているのだが、同記事によれば、「週末に100人ほどファンが来る」と店主が話しているという。「さかくら総本家」は、『ハイスクールフリート』仕様のプリンやどら焼きも販売していることから、ファンの間でも聖地として好評であるようだ。



 大々的に町とコラボし、町もノリノリで応援したことで、町おこしを大成功させた『ガールズ&パンツァー』と比べると、“まだまだこれから”という感じもする『ハイスクールフリート』。発表は未だないものの、希望の声が大きい「アニメ第2期放送」が決まれば、さらに横須賀の『ハイスクールフリート』熱は上がりそうなだけに、今後の展開に注目していきたいところだ。


このニュースに関するつぶやき

  • てかはいふりの舞台は殆ど海上だったから横須賀盛り上げる点が少ないよなあ…
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