ヴァーディ今季初弾! レスターがスウォンジー撃破 岡崎はPK獲得など存在感示す

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2016年08月28日 01:07  サッカーキング

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プレミアリーグ第3節が27日に行われ、日本代表FW岡崎慎司が所属するレスターとスウォンジーが対戦した。

 2試合を終えて勝利がない昨シーズン王者のレスターにとっては、なんとしてもここで勝利し悪い流れを断ち切りたいところ。岡崎が2試合連続でスタメン出場となったほか、ダニエル・アマーティが中盤でダニー・ドリンクウォーターとコンビを組む。リヤド・マフレズやジェイミー・ヴァーディはいつも通り先発だ。一方のスウォンジーは前節昇格組のハル・シティに完封負けを喫した。主将のMFジャック・コークやギルフィ・シグルズソン、FWフェルナンド・ジョレンテらが先発出場している。

 最初にチャンスを掴んだのはレスター。11分、岡崎のパスを受けてドリブルを仕掛けたヴァーディがエリア手前で倒されてフリーキックを獲得。これをマフレズが左足で狙ったが、バーの上をかすめて外れていった。また23分には、左サイドをヴァーディが突破し、マイナス方向にグラウンダーのクロスを供給。中では岡崎が待っていたが、ボールがずれてシュートを放つことはできず、これも得点には結びつかない。押し込まれていたスウォンジーは31分、エリア手前での攻防から最後はシグルズソンがミドルシュートを放ったが、GKカスパー・シュマイケルが難なくキャッチした。

 試合が動いたのは32分、中盤でボールを持ったドリンクウォーターが前線にロングボールを送る。ディフェンスの裏へ抜けだしたヴァーディが相手DFと競り合いながらシュートを放つと、右ポストに直撃してゴールに吸い込まれた。エースストライカーが得意の形から今シーズン初ゴールを奪い、レスターが先制に成功する。


 スウォンジーは34分にエリア手前左から再びシグルズソンが狙いすましたミドルシュートを撃ったが、これもゴールマウスの右上にはずれて得点を奪えない。一方レスターは44分、左サイドでボールを受けたのは岡崎。ドリブルでエリア手前まで進み、強烈なミドルシュートを放った。枠を捉えていたが、GKルカシュ・ファビアンスキが好セーブ。ゴールには至らない。

 前半はレスターが1点をリードして折り返す。

 後半もレスターが主導権を握る。52分、右サイドからのコーナーキックに両チームの選手ぶつかり合い、こぼれたボールをウェズ・モーガンがゴールに押し込んだ。追加点が入って2ー0となる。


 勢いにのるレスターはさらに56分、岡崎がエリア内で倒されPKを獲得。マフレズがキッカーを務めたが、ゴール左隅を狙ったキックをGKファビアンスキがスーパーセーブ。こぼれ球に岡崎が詰めたが、スウォンジーのDF陣がクリアして追加点には結びつかなかった。73分にはカウンターでマーク・オルブライトンが駆け上がり、右サイドのへボールを送り、マフレズがエリア内へ走りこんだ岡崎にボールを回したが、これもDFにブロックされた。なお岡崎は80分にレオナルド・ウジョアと交代してピッチを去っている。


 反撃したいスウォンジーは81分、右サイドからモドウ・バロウがクロスを上げると、DFモーガンと競り合ったレロイ・フェルが打点の高いヘディングでゴールを奪った。1点を返し、スコアは2ー1となる。

 試合終盤雨が強くなり、ピッチコンディションが悪い中で試合が進む。スウォンジーはサイドのジェフェルソン・モンテロらがクロスを上げてチャンスを伺うが、レスターが集中力の高いディフェンスでピンチを防ぐ。一方のレスターも終盤、マフレズや途中出場のアーメド・ムサがチャンスを迎えたが、ゴールは生まれなかった。

 そのまま試合は終了し、レスターが2ー1で今シーズン初勝利を収めた。第4節でレスターは9月10日にリヴァプールと、スウォンジーは11日にチェルシーとそれぞれ対戦する予定だ。

【スコア】
レスター 2ー1 スウォンジー

【得点者】
1ー0 32分 ジェイミー・ヴァーディ(レスター)
2ー0 52分 ウェズ・モーガン(レスター)
2ー1 81分 レロイ・フェル(スウォンジー)

このニュースに関するつぶやき

  • 優勝チーム特有の「燃え尽き症候群」との戦いになるかと思いましたが、3戦初勝利なら。
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