14歳で一度だけ会った初恋相手と20年後に結婚 想いを貫いたカップル(英)

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2016年09月27日 18:22  Techinsight Japan

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初恋の相手と20年後に結婚(出典:http://www.mirror.co.uk)
一生に一度の忘れられないような恋をした人と結ばれる喜びは格別だろう。果たしてそんなカップルはこの世にどれほどいるだろうか。このほど14歳の時に出会い恋に落ちたイギリスのカップルが、20年後に結ばれるというロマンチックなニュースが『Mirror』で伝えられた。

1996年の夏、マリア・ロバーツさんとクリス・アトキンソンさんはそれぞれの家族とデヴォン州にあるキャンプ場へ行き、初めて出会った。2週間のホリデーの間に2人の距離は縮まり、恋に落ちた。

マリアさんはハンプシャー郡オールダーショットに住んでおり、クリスさんはウスターシャー州ウスターで暮らしていた。130マイル(約210キロ)も離れた2人の連絡手段は手紙か電話だったという。電話で互いの家族とも親しくなり、家族同士が翌年の夏に同じキャンプ場でのホリデーを計画したことを知ったマリアさんは飛びあがって喜んだ。

「またクリスに会える」と嬉しさでいっぱいのマリアさんだったが、クリスさんの父が誤った日付で予約してしまったために、マリアさん家族がキャンプ場を発った日にクリスさん一家が来ることとなった。1年ぶりに会えるはずだった2人の再会は叶わず、マリアさんは心が折れるほど泣いたという。

その後もなんとか連絡を取り合っていた2人だが、卒業前で学業に忙しくなり次第に疎遠になっていく。「会いたい」という気持ちはあったものの「もう二度と会えないだろう」という諦めの気持ちも湧きつつあった。

そして月日が流れ、マリアさんとクリスさんはそれぞれにステディな関係のパートナーができた。クリスさんは2002年に子供が誕生し、その後別のパートナーとの間に4人の子供をもうけた。マリアさんもパートナーとの間に2人の子供が産まれ母となっていた。

しかし2人ともパートナーとは長続きせず、頭のどこかで「あの人はどうしているだろうか」という気持ちが消えることはなかった。やがてSNSが普及し、マリアさんはFacebookでクリスさんを探してみたが見つからず、彼の姉を検索した末にクリスさんを発見した。2014年4月のことだった。写真を見てすぐに彼だと気付いたマリアさんは「この女はおかしいと思われてしまうかも」と躊躇いつつも、メッセージを送らずにはいられなかったという。

一方のクリスさんは、マリアさんからのメッセージを見て驚きと喜びでいっぱいになったそうだ。クリスさんも他の女性との関係が長続きせず、当時はシングル。同じようにSNSでマリアさんを探していたのだ。どこかで常に気持ちが繋がっていた2人。違う人との人生を歩んだ月日があれど、やはり運命の相手であった。

2014年10月に再会したマリアさんとクリスさんは、14歳の頃に戻ったかのように懐かしんだ。2人は互いのこれまでの人生を語り、さらに絆を深めていった。そして2015年11月にクリスさんはマリアさんにプロポーズした。迷うことなく「イエス!」と答えたマリアさんの心には、やっと結ばれたという安堵の気持ちもあったことだろう。

14歳で出会った2人は20年の年月を経てめでたく結婚し、もう二度と離れることはないと誓った。ハネムーン先は、初めて出会ったデヴォン州のキャンプ場だったという。

出典:http://www.mirror.co.uk
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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