大谷が最有力!? パ・リーグMVPは誰の手に…

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2016年09月29日 00:20  ベースボールキング

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ベースボールキング

日本ハムの大谷翔平
日本ハムが28日、西武戦に1−0で勝利し4年ぶり7度目のリーグ優勝を果たした。

 4年ぶりにリーグ優勝した日本ハムだが、気になるのはパ・リーグの最優秀選手(MVP)。過去に4例、最高勝率球団以外の選手が選出されているが、その他は最高勝率の球団から選出されている。今季のパ・リーグも、おそらくはリーグ優勝した日本ハムから選ばれるだろう。

 筆頭は投手と野手の二刀流でリーグ優勝に大きく貢献した大谷翔平(日本ハム)だろう。投手・大谷は右手のマメが潰れた影響で離脱した期間もあったが、21試合に登板して、10勝4敗、防御率1.86の成績を残す。優勝を決めた28日の西武戦では、9回を1安打15奪三振と圧巻のピッチングで、チームを優勝に導いた。

 野手では、昨季打率.217、5本塁打、17打点と精彩を欠いたが、今季は開幕から打撃好調だ。5月10日のオリックス戦で昨季を上回る6本目の本塁打を記録すると、前半戦終了時点で10本のアーチを描いた。その後も好調を維持し、9月10日の楽天戦では1試合2本塁打を放つなど、3番打者として打率.322、22本塁打、67打点の成績を残している。

 4番を打つ中田翔も候補だ。中田は打率.251と低迷しているが、3・4月に20打点、5月に22打点、8月に23打点を記録するなど、ここまでリーグトップの110打点を記録する。9月22日に行われたソフトバンクとの首位攻防戦でも、2点本塁打を放っている。

 その他、7月31日のソフトバンク戦から9月24日の楽天戦にかけて45試合連続出塁を記録した西川遥輝、優勝を決めた28日の西武戦で決勝弾を放ったレアード、自身初の最優秀中継ぎのタイトルを既に確定させている宮西尚生もいる。ただ、投打に圧倒的な成績を残している大谷が、頭一つ抜けている印象だ。

【主力の主な成績】
大谷翔平
投手: 21試 10勝4敗 防1.86
野手:103試 率.322 本22 点67

中田翔
140試 率.251 本25 点110

西川遥輝
137試 率.314 本5 点43

レアード
142試 率.265 本39 点97

宮西尚生
58試 3勝1敗2S 防1.52

※成績は9月28日終了時点

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