アトレティコが昨季のリベンジ許さず カラスコの決勝点でバイエルンとの死闘を制す

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2016年09月29日 05:46  サッカーキング

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決勝ゴールを奪ったカラスコ(中央) [写真]=Anadolu Agency/Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第2節が28日に行われ、アトレティコ・マドリード(スペイン)とバイエルン(ドイツ)が対戦した。

 昨シーズンのCL準決勝と同一カードとなったこの試合。前回はアトレティコ・マドリードが2試合合計2−2、アウェーゴール数で上回って決勝進出を決め、最終的には準優勝で大会を終えた。今シーズンのアトレティコ・マドリードは公式戦7試合を終えて無敗をキープ。FWフェルナンド・トーレスが公式戦5試合ぶりにスタメン入りを果たし、FWアントワーヌ・グリーズマンと2トップを組む。一方のバイエルンも、今シーズンの公式戦8戦全勝と強さを誇示。GKマヌエル・ノイアーやFWロベルト・レヴァンドフスキら先発入りしている。





 最初に決定機を迎えたのはアトレティコ・マドリード。12分、相手DFのハビ・マルティネスが自陣ペナルティーエリア付近でボールの処理を誤る。これをトーレスが奪ってシュートチャンスを作ったが、J・マルティネスが自ら体を張って打たせなかった。

 直後の13分、バイエルンもチャンスを作る。エリア手前からチアゴ・アルカンタラが浮き球のパスを送ると、トーマス・ミュラーがボレーシュートで合わせたが、ここはGKヤン・オブラクの好セーブに阻まれた。

 激しいせめぎ合いが続く中、アトレティコ・マドリードが再度決定機を迎える。22分、左CKを獲得すると、キッカーのコケがニアに鋭いクロスを入れる。これをディエゴ・ゴディンがすらすと、ファーサイドのトーレスが頭で合わせたが、ここは右ポストを直撃。こぼれ球を再びトーレスが狙ったが、力ないシュートはGKマヌエル・ノイアーにキャッチされてしまった。

 スコアが動いたのは35分。アトレティコ・マドリードが中盤でボールを奪うと、アントワーヌ・グリーズマンからパスを受けたヤニック・フェレイラ・カラスコがドリブルで持ち上がり、左足シュートを放つ。ボールは右ポストに当たりながらゴールに転がり、アトレティコ・マドリードが先制に成功する。このまま1−0でアトレティコ・マドリードがリードしてハーフタイムを迎える。



 1点を追うバイエルンは59分にミュラーを下げてアリエン・ロッベンを投入。だが、62分にはジェローム・ボアテングが負傷交代となり、マッツ・フンメルスを投入することとなった。

 追いつきたいバイエルンは77分、CKの流れからシャビ・アロンソがアーリークロスを入れると、ロベルト・レヴァンドフスキがヘディングシュートで狙ったが、ここはわずかに枠の左に外れてしまう。

 すると83分、バイエルンがピンチに陥る。アルトゥーロ・ビダルがエリア内でフィリペ・ルイスをファウルで止めてしまい、アトレティコ・マドリードにPKが与えられる。キッカーのグリーズマンがゴール右上を狙ったが、ここはクロスバーを直撃。アトレティコ・マドリードは追加点を奪えない。

 失点を免れたバイエルンが同点ゴールを目指して攻め込むんだが、追いつくことはできず。アトレティコ・マドリードがグループステージ2連勝を飾った。一方、バイエルンは今シーズンの公式戦で初黒星となった。

 10月19日に行われる第3節で、アトレティコ・マドリードは敵地でロストフと、バイエルンはホームでPSVと対戦する。

【スコア】
アトレティコ・マドリード 1−0 バイエルン

【得点者】
1−0 35分 ヤニック・フェレイラ・カラスコ(アトレティコ・マドリード)

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