10月31日はハロウィンです。ハロウィンに近い週末の29・30日は、各地でイベントが開催されますね。ハロウィンといえば「子どもが仮装をしてお菓子をもらう行事」という認識でしたが、日本では仮装やコスプレで楽しむイベントとして定着しつつあります。YOMIURI ONLINEの2015年10月22日に掲載された記事(※1)によると、2010年には380億円だったハロウィン市場は、2014年に1,100億円と約3倍に拡大したそうで、同年のバレンタイン市場を上回るほどでした。
ハロウィンブームをmixiニュースで振り返る
市場規模の拡大からもわかるように、日本でハロウィンがブームになったのはここ数年の出来事のようです。
mixiニュースではどんな記事が話題になっていたのでしょうか？ 過去に「ピックアップ」一覧で掲載したハロウィンの出来事を見てみると
2011年
・何を祝ってる? ハロウィン歴史
・何故かぼちゃ? ハロウィン起源
2013年
・ハロウィン仮装? 自衛隊が投稿
・ハロウィン装飾のやりすぎ事件
・VAMPSハロウィン 大盛況で終了
2014年
・ゾンビ50人vs人50人のサバゲー
・きゃりー、Fukaseとハロウィン
・ハロウィンコスで「妊娠報告」
・サーティワンのハロウィン試食
・ハロウィン仕様のド派手ネイル
・ディズニーハロウィン一番くじ
2015年
・渋谷パニック コス集団が熱狂
・たかみな きゃりー仮装&完コピ
・T.M.R 日本のハロウィンに苦言
・猫だらけのハロウィンイベント
・金爆 ハロウィン衣装がカオス
特に2014年頃から芸能人の仮装写真やハロウィンスイーツの記事が多く配信され、ピックアップに取り上げることも増えたように感じます。ゴールデンボンバーのハロウィン衣装(※2)は、Pepper君や地デジカといったキャラクターの選択が絶妙で、記憶に強く残っている方も多いのではないでしょうか。
なぜハロウィンが急速に普及？ コスプレとの関係
なぜこの頃になって急速にハロウィンが普及したのでしょう。それはTwitterやFacebook、InstagramなどのSNSに投稿された画像が、仮装やコスプレをしたい人にとってハロウィンイベントに参加するきっかけになったからではないでしょうか。
先に上げたYOMIURI ONLINEの記事には
コスプレは“オタク”たちが築き上げたオタク文化だ。一般人はコスプレに興味があっても、なかなか境界線を超えられなかった。ところがハロウィーンイベントのおかげで、コスプレはオタク文化から解放され、みんなで正々堂々と楽しめる娯楽になったのだ。
と書かれています。
アニメや漫画などのコスプレをする「コスプレイヤー」は、かつてコスプレ専用SNSで写真の投稿や交流を行うのが主流でしたが、日本でTwitterが普及すると、色んな趣味を持った人が閲覧しているTwitterにコスプレ写真を投稿する人が増えました。(※3)普段コスプレをしない人がコスプレ写真を見る機会が増え、「自分もやってみたい」と興味を持ち、挑戦するきっかけとして、ハロウィンイベントが最適だったのではないかと考えます。
ハロウィンイベントでの「マナー問題」も……
各地のイベントに多くの人が集まり、盛り上がりを見せたハロウィンですが、一方で参加者のモラルについても問題になりました。2015年の11月1日・渋谷でのハロウィン翌日に、mixiニュースで話題になった2本の記事があります。
・ハロウィーンの渋谷、逮捕者も
・混乱の渋谷 子供らがゴミ拾い
街おこしのイベントとしても注目され、日本でますます賑わうハロウィン。マナーを守った行動を心がけ、楽しい思い出にしたいですね。(mixiニュース編集部)
引用元
※1
ハロウィーンが日本で大ブレイクのナゼ？
http://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20151022-OYT8T50013.html
※2
ハロウィンってどういう日だっけ？ 金爆のハロウィン衣装が相変わらずカオスで「いいぞもっとやれ」
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1510/26/news054.html
※3
【コラム】レイヤークラウド終了とコスプレSNS戦国時代
http://www.cosp.jp/news.aspx?id=326
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