『子どもも親も幸せになる発達障害の子の育て方』の著者、立石美津子がお届けする新連載「もしかしてウチの子、障害児?」
今日はシリーズ初回。“どんな子だって“あるがまま”を受け入れよう”です。
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障害がある子もない子も、その障害程度が軽くても重くても、ママになると「こんな子であってほしい」と理想の子ども像を求めて「わが子にないものを求めてしまう……」そんな姿勢で子育てしてしまうことがあります。
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他の子と比べる“比べる病”にかかってしまい
「周りの子は公園でブランコをこいだり、駆け回ったりして元気がいいのに、うちの子は私から離れることができず、地面の石ころや葉っぱを並べているだけ。子どもらしくない」
「男の子なのに電車や車や恐竜に興味を持たず、ママごと遊びばかりしている、男の子らしくない」
「○○らしくしてほしい」これは親が決めた「子どもはこうであるべき」の固定観念かもしれません。
当人にとっては地面の石ころを並べたり、ままごとをしていることがこの上なく幸せだったりします。それを“望ましくないこと”と決めつけてしまい親が嫌な顔をしているなんて、子どもにとってはとっても不幸なことだと思うのです。
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さて、全人口の6〜10%も存在すると言われている“発達障害児”
・学習障害(LD)
・注意欠如/多動性障害(AD/HD)
・自閉症スペクトラム症(ASD)
“グレーゾーンの子ども達”と言われるものです。グレーゾーンとはアスペルガー症候群(自閉症スペクトラム)などを含む、白か黒か診断の難しい発達障害の俗称です。
クラスの中に2〜3人はいる決して低くはない確率です。周りのお友達にそんな子がいるかもしれません。また、もしかしてあなたのお子さんがそうであるかもしれません。
けれども
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子どもの“あるがまま”を認めず、健常児に近づけようと必死に訓練したり…
幼稚園や小学校の選択を誤ってしまったり…
「担任やママ友に障害があることを知られるのは恥ずかしい」
「レッテルを貼られてしまう」
「障害があることは可哀想なことだ」
と思ってしまったり・・・
他の子と比べたり…
「あなたのここが改善したらあなたはきっと幸せになる。ママも幸せになる」の気持ちがどこかに潜んでいたり……。
でも、これでは子どもも親も幸せにはなれないと思うのです。
私の息子は自閉症という障害を持っています。そんな自身の子育て経験も合わせてこれからシリーズで紹介していきます。
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【参考】
※ 『立石流 子どもも親も幸せになる 発達障害の子の育て方』
※ 〈マンガとQ&Aで楽しくわかる〉1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ』
【著者略歴】
※ 立石美津子・・・著者・講演家・元幼児教室経営者。自閉症児の子育て中。著書に『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『〈マンガとQ&Aで楽しくわかる〉1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ』『立石流 子どもも親も幸せになる発達障害の子の育て方』
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