薬剤師が自宅で作る 風邪撃退ラーメン

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2016年11月11日 12:32  おたくま経済新聞

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薬剤師が自宅で作る 風邪撃退ラーメン

 風邪を引いたときはラーメンを食べれば治りやすくなるというのが昨年につづきここ最近話題になっています。


 昨年「風邪を引いたときに家系ラーメンを食べると治る」という噂を確かめるべく、ちょうど熱が出たときそれを実行し次の日下がった体験をご紹介しましたが、今年もそろそろ風邪を引いたという報告を耳にするようになりました。それと同時に「風邪が辛くて家から出られない」なんていう声も。


 そう、風邪は熱が何度であってもウィルスや細菌に侵されている状態ゆえに、体はとてもしんどいもの。引きはじめであっても、店に行きたくない、家から出たくないという人は多いのではないでしょうか。そこで自宅でも簡単に用意できるものはないだろうか……と思案していたところ、料理上手な薬剤師の知人から「風邪の時に撃退のためつくるラーメンアレンジレシピがある」という情報が!単身の方でも材料さえあれば比較的ちゃちゃっと用意できるそうなので、今回は「薬剤師に教えてもらった風邪撃退ラーメン」こちらをご紹介。


【元の記事はこちら】


■みそラーメンにアレを入れる


 用意するのはみそラーメン(袋麺)、袋入りのカット野菜、にんにくチューブ、卵1つです。そしてカット野菜はコンビニなどで売られているキャベツ、にんじん、タマネギ、ピーマンが入ったものを利用してみました。もちろん体力に余裕があるなら家にある野菜を刻んでいれてくださいね。ちなみにラーメンの種類は知人の薬剤師によると弱った胃腸に優しいという理由で「みそラーメン」にしているそうです。


 まずは規定の量より100 ccほど多い600 ccのお湯を沸かします。その中にカット野菜を投入し火が通ったら麺を入れます。規定の煮る時間が残り40秒(2分20秒経過)になったら卵を投入し半熟にします。40秒経ったらお湯を止めて粉状のスープとにんにくチューブを2 cmほど入れてかき混ぜたら出来上がりです。


■風邪に必要な食物がばっちり入ってる


 風邪を引いたときに必要なのは、体を温めること、エネルギーとなる糖分と炭水化物、新陳代謝の元となるタンパク質、白血球の働きを良くするビタミンC、抗酸化力の強いβカロチンを積極的に摂ることです。


 この風邪撃退ラーメンには、タンパク質とビタミンが豊富な卵、スタミナを回復し強い抗菌力があり免疫力もアップさせるにんにく、βカロチン豊富なにんじん、代謝を活発にさせるタマネギ、βカロチンとビタミンCが豊富なピーマンが含まれています。


 そして、βカロチンは脂溶性、つまり油と一緒に摂ることで吸収されやすくなるために、ここでラーメンの油が一役買ってくれます。さらに体をばっちり温めてくれるので一気に風邪を撃退してくれるというわけです。


 袋麺をつくる気力もないという場合は、コンビニでカップ麺とカット野菜とゆで卵を買ってきて、レンジでチンしたカット野菜とゆで卵をカップ麺に投入するだけでも代用することができるそうですよ。


 特に風邪の引きはじめには効果が期待できるそうなので、困ったときは試してみてくださいね。


(文:大路実歩子)


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