大丸松坂屋がギンザシックスに自主編集売場を出店 ターゲットは50代女性

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2016年12月05日 09:12  Fashionsnap.com

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展示会の様子 Image by: FASHIONSNAP
大丸松坂屋百貨店が、松坂屋銀座跡地に開業する銀座最大級の複合施設「ギンザ シックス(GINZA SIX)」に、雑貨を中心に取り扱う自主編集売場「シジェーム ギンザ(SIXIÉME GINZA)」を出店する。オープン日はギンザ シックスの開業日と同じ2017年4月20日。


大丸松坂屋が"テナント出店"の画像を拡大

 「シジェーム ギンザ」はギンザ シックスの2階中央に構え、売場面積は同施設に入居する路面店以外の店舗では最大級の広さとなる約500平方メートル。5階からの吹き抜け空間が特徴的な環境デザインは、同施設の内装をデザインしたグエナエル・ニコラが手掛け、松坂屋のシンボルである「いとう丸」がインスピレーション源となっている。コンサルティング・ディレクションは、大丸松坂屋百貨店やワールドでキャリアを積んだ笠原安代と、元トゥモローランドのクリエーティブディレクターで青山の「エルムタージュ」などを運営する佐々木康裕のチームが担当。銀座6丁目という立地や、五感の次の感覚を刺激するという意味を込めて、店舗の名称はフランス語で「第6」を指す「シジェーム」と名付けられた。イメージターゲットは、本質を極めた50代女性。ショップコンセプトに「TOKYO ESSENTIAL STYLE」を掲げ、「本物」や「上質」「一流」といったキーワードに基づきセレクトした国内外100以上のブランドのシューズやバッグ、ジュエリーを中心とした服飾雑貨と、キャンドルなどのインテリア雑貨をそろえる。
 売場は、会食やパーティーなどの場に合うアイテムを集めた「DRESS UP」、日常のシーンに適した「DAILY DOWN」、トラベルやリゾートスタイルを提案する「TRAVEL ACTIVE」、くつろぎの時間を楽しむ「COZY RELAX」、ギフトアイテムを販売する「GIFT」、そしてイベントスペース「PROMOTION」の6つのエリアで構成。ブランドで分けるのではなく「社会との関係を考え、スタイルやシーン別の"緊張度合い"で分ける」(笠原)というテーマに沿ったミックス提案がベースで、ブランドは老舗から新進まで幅広くそろえる。ギフトアイテムについてシジェームでは、「贈る楽しさ」を感じられるラインナップや「自分へのギフト」を意識。雑貨を切り口に気持ちを高揚させるようなファッションを提案し、パーソナルスタイリングなどの接客対応も検討していく。若手アーティストをフィーチャーした作品展示やオリジナル商品の開発なども企画され、「ネクストラグジュアリー」を発信し未来につなぐ場にしていくという。
■シジェーム ギンザ(SIXIÉME GINZA) 住所:東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 2F中央
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