JR東日本訪日外国人向けサービス、JR北海道・JR西日本と連携し対象列車拡大

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2016年12月08日 16:12  マイナビニュース

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JR東日本はJR北海道・JR西日本と連携し、2017年2月1日から訪日外国人旅行者向けインターネット予約サービス「JR-East Train Reservation」の予約対象列車を拡大する。


「JR-East Train Reservation」は、外国人旅行者があらかじめインターネットで予約した乗車券・指定席券を来日してから駅などで受け取れるサービス。決済はクレジットカードで行う。JR東日本のサービスであるため、従来は対象となる列車もJR東日本エリアの新幹線とおもな特急列車に限られており、北陸新幹線もJR西日本エリアは対象外となっていた。


2017年2月1日以降、同サービスの対象となる列車がJR北海道エリアの新幹線・特急列車・快速「エアポート」の指定席、JR西日本エリアも含めた北陸新幹線東京〜金沢間に拡大される。これにともない、JR北海道エリアでは「北海道レールパス」や「JR East-South Hokkaido Rail Pass」などの訪日外国人旅行者向け鉄道パス類利用者の指定席事前予約もできるようになる。


これと同時に、JR北海道エリア・JR西日本エリアの一部駅などでも「JR-East Train Reservation」で予約した指定席の受け取りが可能に。JR北海道エリアでは、札幌駅・新千歳空港駅の「JR Information Desk」、釧路駅・帯広駅・函館駅・旭川駅のツインクルプラザ、登別駅・新函館北斗駅・網走駅の9カ所が受け取り場所に。JR西日本エリアでは、金沢駅と富山駅が受け取り場所に設定された。


なお、これらの受け取り場所では、「JR EAST PASS」「JR TOKYO Wide Pass」など、自社が発売していない鉄道パス利用者の指定席発券は行わない。また、JR東日本エリアでは、JR北海道が発売する「北海道レールパス」利用者の指定席発券を行わない(訪日旅行センターを除く)。


「JR-East Train Reservation」の対象列車拡大にともない、JR北海道が独自に開設していた海外向け予約サイト「JR Hokkaido reservation service」は、2017年1月31日をもってサービス終了となる。新規申込みは同日23時で受付を終了し、予約の変更や払い戻しができるのも2月28日までとなる。


(佐々木康弘)



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