本田圭佑が若手育成で米国進出…新チーム設立し“本田流”メニューを提供

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2016年12月09日 23:06  サッカーキング

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新チーム拠点の複合施設。FIFA公式フィールドを17面保有しているという
ミランに所属する日本代表FW本田圭佑が若手選手の育成でアメリカに進出することが決まった。本田のマネジメント事務所「HONDA ESTILO(ホンダ エスティーロ)」が9日に発表した。

 グループ会社である米国法人『HONDA ESTILO USA Co., Ltd』は、ロサンゼルスで現地クラブ「Southern California Soccer Club」のユースチームの運営権を獲得し、新チーム『SOLTILO FC Los Angeles』を設立。2017年1月1日からの始動に向けて、12月14日にはチームが拠点とするサン・ベルナルディーノのスポーツ複合施設でトライアウトが開催される。なお、来年は1月の11日、18日、25日にもトライアウトが予定されている。

『SOLTILO FC Los Angeles』は、U6〜U14の計9チームで構成され、選手たちは個人能力の育成を中心としたトレーニングを行い、サッカー推薦での大学入学やプロの道を目指す。今後は地域リーグのCSL(Coast Soccer League)に参戦し、各カテゴリーでの優勝を目指して活動。また、日本で64校展開する『SOLTILO FAMILIA SOCCER SCHOOL』や、同事務所が経営権を持つオーストリア2部のSVホルンとの連携により、海外交流や欧州でのプレー機会も提供されるという。

 本田は「例えば、ヨーロッパのビッグクラブの監督は、当然ながら練習メニューを毎日作っています。しかし、そのトレーニングメニューの内容は、明日の試合に勝つためのものが多いです。理由はシンプルで、勝たないと解雇されてしまうからです。それは、長い目で選手を成長させるトレーニング方法ではありません。私が必要だと考えているのは、13歳〜18歳の年代の子ども達に対して、長期的にプロとして活躍していくための成長戦略が必要です。そのためのメニューでないといけません。反対に、14歳や15歳で試合に勝つ必要はありません。選手として成長できれば、別に負けてもいいと思います」と説明。

 さらに、「私は日々、ミラン、モスクワ、オランダ、日本代表で『こういうトレーニングをしたら良い』と思うメニューを日々ストックしてきました。そのメニューを子ども達に教える必要があり、SOLTILOで提供していくことが出来ます」とコメント。海外や日本代表で培った経験から“本田流”メニューでトレーニングが行われるという。

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