三冠狙う明治大が九州共立大から6発、インカレ8強へ…被シュートゼロの“完勝”

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2016年12月10日 16:29  サッカーキング

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明治大がゴールラッシュを見せ、インカレ準々決勝進出を決めた [写真]=内藤悠史
平成28年度 第65回全日本大学サッカー選手権大会(インカレ)の2回戦が10日に各地で行われ、町田市立陸上競技場の第二試合では明治大学(関東第1代表・総理大臣杯優勝)と九州共立大学(九州第3代表)が対戦した。

 関東1部リーグを圧倒的な強さで制し、夏の総理大臣杯と合わせて二冠を達成している明治大。同校史上初の三冠を目指し、初戦となる2回戦に臨む。対する九州共立大は、7日の1回戦で北海道教育大学岩見沢校を1−0で撃破。初出場のインカレで初戦を突破し、全国の舞台で初めて勝利を収めた。



 試合は立ち上がりから一方的な展開となった。明治大はボールポゼッションで圧倒し、九州共立大を押し込んでいく。開始7分、MF小野雅史のパスから、左サイドをオーバーラップしたDF河面旺成(大宮アルディージャ加入内定)が中央へクロス。走り込んだFW丹羽詩温(愛媛FC加入内定)が合わせてゴールネットを揺らした。

 幸先良く先制に成功した明治大は16分、河面の右CKからゴール前で混戦となり、最後はDF水町政哉が押し込んで2点目。以降も攻撃の手を緩めず、29分には左CKを丹羽が逸らしたところにMF土居柊太が反応し、スコアを3−0とした。



 厳しい戦いを強いられた九州共立大は、セカンドボールをことごとく相手に奪われ、攻撃の糸口を掴めない。前半はシュートを放つことができず、3点差でハーフタイムを迎えた。

 後半も変わらず、明治大の攻勢が続いた。3点リードの余裕からか、ゴール前で少し雑なプレーが増え始めたものの、敵陣へ押し込む時間が続いた。70分にはクロスバー直撃のシュートがこぼれたところに反応したFW中村健人が難なく押し込んで4点目。74分にも右サイド深くからのクロスで相手を揺さぶり、最後は左サイドからの折り返しを受けた中村が蹴り込んで5−0とリードを広げた。

 ゴールラッシュの締めくくりは87分、途中出場のMF櫻井敬基が右サイドを縦へ突破し、低いクロス。ファーサイドに詰めていたMF柴戸海がスライディングで押し込んだ。



 試合は6−0で終了。明治大が圧勝し、ベスト8進出を決めた。九州共立大のシュートとCKはゼロ、明治大のゴールキックもゼロという“完勝”だった。12日の準々決勝では、町田市立陸上競技場の第二試合で大阪体育大学の勝者と対戦する。

【スコア】
明治大学 6−0 九州共立大学

【得点者】
1−0 7分 丹羽詩温(明治大学)
2−0 16分 水町政哉(明治大学)
3−0 29分 土居柊太(明治大学)
4−0 70分 中村健人(明治大学)
5−0 74分 中村健人(明治大学)
6−0 87分 柴戸海(明治大学)

取材・文=内藤悠史

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  • 大体大は守備がしっかりとしている。一人マークについてm¥、もう一人がフォローすえる。こぼれ球も拾える。明治の攻撃陣との対決が楽しみだ
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