「クリスマス　子どもにだけかよ　プレゼント」【ダメパパ川柳 #53】

illustrated by It Mama

育児や子育てに対するパパのちょっぴりダメな部分を、自身も1児の娘のパパである筆者の体験談も交えながら川柳で紹介する連載『ダメパパ川柳』。

前回は「育児から　逃げるし恥だし　役立たず」をお届けしましたが、第53回の今回は、“クリスマス”に関するパパのダメ行動を詠んでみました。

これはパパのママへの愛情が全く感じられない、すごく悲しい行動だとも言えますよね。

第53回目の「ダメパパ川柳」は…

『クリスマス　子どもにだけかよ　プレゼント』

◆登場人物◆

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サンタ（パパ）は子どものことで「頭がいっぱい」

毎年この時期になると、子どもにクリスマスプレゼントに何を買ってあげるか、頭を悩ませてしまうものですよね。

でも、子どものことで頭がいっぱいになってしまい、「ママへのクリスマスプレゼント」のことをすっかり忘れてしまうパパもいるのでは？

実は僕も、娘（えっちゃん）のクリスマスプレゼントのことしか考えておらず、去年は妻へのプレゼントを忘れてしまいました……。

「はい！　これ私からパパへのクリスマスプレゼント！」

「あ、ありがとう。そして、ご、ごめんなさい……」

「え、もしかして私へのプレゼントは無いの？」

妻の顔は怒りでみるみる赤くなり、とても恐ろしい“赤鼻のトナカイ”になっていましたよ……

「ママへの愛情」もちゃんと示して！
source：https://www.shutterstock.com/

一番最悪なケースが、上記のようにママはパパへのプレゼントを用意していたのに、パパはママへのプレゼントを用意していなかったときです。

これは本当に気まずい空気になりますし、ママのパパに対する怒りもかなり大きくなってしまいますよね。

子どもに愛情をかけてくれるのはうれしいことですが、その反面、ママへの愛情や思いやりがどんどんと薄れていってしまうのは悲しいもの。

子どもと同じくらいとは言いませんが、少しはママにだって形に残るプレゼントで“愛情”を分けてほしいと感じることだってあるでしょう。

男性は「サプライズ」が苦手な生き物？

男性は“サプライズ”でのプレゼントが苦手だったり、下手だったりする人が多いです。

とはいえ、誕生日と結婚記念日、クリスマスくらいは、パパにもちゃんと用意しておいてほしいものですよね。

あまりたくさん記念日を作りすぎてしまうと、男性からは鬱陶しく感じられてしまうでしょうが、この3つくらいはお互いにプレゼントを渡し合えたりするといいですね。

夫婦生活を長く続けていくには、思いやりだけはちゃんと持ち続けておくことが一番大事になってくるはずですよ。
次回の『ダメパパ川柳』のテーマは、「年末年始の帰省でのパパのNG行動編」です。お楽しみに！

【画像】

※ g-stockstudio / Shutterstock

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【著者略歴】

※ 山田周平・・・作家／ライター。Webライターとして、WEBサイトの企画・ライティングや恋愛コラムの執筆などを行っている。著書に『結局、男って「あざとい女」に弱いんです。』（大和出版）

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