「伊勢丹新宿本店」3日初売りに行列、地下食品売り場が大混雑

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2017年01月03日 13:42  Fashionsnap.com

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伊勢丹新宿本店 本館正面玄関前の行列 Image by: FASHIONSNAP
伊勢丹新宿本店の2017年の初売りが、1月3日の今日スタートした。メンズ館は12月31日昼過ぎ、本館は1月2日23時30分に並んだ人を先頭にそれぞれ列が伸び、昨年と同様に予定時刻を20分早めて9時40分に開店。福袋の販売個数を多く用意した食品売り場をはじめ館内全体が混雑し、福袋を複数購入する客の姿が目立った。現時点での入店客数並びに売上は前年並みに推移している。


伊勢丹新宿本店の初売りレポの画像を拡大

 本館は、地下食品売り場をはじめ、1階の化粧品やアクセサリー、大きいサイズの婦人服を扱う3階クローバーショップ、5階のタオル、6階のキッズウエアなどの福袋を求める人で列ができた。メンズ館も盛況で、コンテンポラリーカジュアルの福袋をはじめ完売が相次いだ。
 三越伊勢丹では2011年度から産地や職人技術にフィーチャーしたキャンペーン 「JAPAN SENSES」に取り組んでおり、2017年の年間キャンペーンテーマを「日本のかたち」〜優しい日本のいろいろ〜に設定。1月は「やわらかな、おだやかな」という意味の「柔(にこ)」にフォーカスし、本館では"ほんのり"や"もこもこ"など「柔のちから」のイメージをオノマトペで表現したショーウインドーを展開している。
 また、三越伊勢丹は販売スタッフの労働環境改善などを見込み、昨年から伊勢丹新宿本店や三越銀座店など三越伊勢丹店舗(一部除く)で初商日を1月3日に遅らせている。都内では三越日本橋本店のみ1月2日から営業を開始したが、売り上げは前年比102%、入店客数は前年並み、オープンまでに並んだ行列の人数は5,150人と前年比110%を見込んでいる。紳士はネクタイやシャツ、バッグ、靴などのビジネスアイテム、婦人はハンカチやレッグウエア、タオルなどのデイリーに使用できるアイテムの売り上げが伸び、200万円の美術の福袋や呉服といった高額でも価値の高いものが求められる傾向にあるという。また、防寒の帽子やコートなど「今すぐ着用できるアイテムはプロパー価格でも購入する客が多い」(広報担当者)。なお、三越伊勢丹の冬のクリアランスセールは1月11日にスタートする。

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  • 福袋を取り合いするシーンをテレビで視聞きすると、浅ましく感じる。本当に、日本は「幸せな」国なのだろうか?
    • イイネ!13
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