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「日ペンの美子ちゃん」10年ぶり交代 パロディ作家を公式にする英断 「連絡きた時、怒られるかと…」

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2017年01月11日 07:01  ウィズニュース

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写真6代目「日ペンの美子ちゃん」の一コマ=学文社提供
6代目「日ペンの美子ちゃん」の一コマ=学文社提供

 学文社の「ボールペン習字講座」の広告キャラクターとして知られる、「日ペンの美子ちゃん」の描き手が10年ぶりに交代しました。初登場から45年、通算6代目の描き手に選ばれたのは、なんと美子ちゃんのパロディ作品を同人誌やツイッターで発表してきた漫画家・服部昇大さんです。異色の起用のワケを聞きました。

【マンガ】パロディ作品「日ポン語ラップの美ー子ちゃん」 ラップ映画にうっとりする「美ー子ちゃん」…

誕生45周年で交代
 「日ペンの美子ちゃん」は1972年、「月刊明星」の広告に登場。少女向け雑誌の裏表紙などで、9コマほどの漫画広告が定番になりました。文字が美しい女の子を主人公にして、書き文字の大切さをわかりやすく伝えるのが狙いだったといいます。

 以来、45年間にわたり5人の描き手によって描き継がれてきました。

 ただ、近年はデジタル印刷機器が普及した影響を受け、ペン習字の受講生数が減少傾向に。広告も徐々に少なくなり、2008年以降は講座パンフレットのイラストなどでしか、美子ちゃんを見ることができなくなっていました。

 しかし、そうした中でも社内で「日ペンの美子ちゃんを復活させてペン習字を盛り上げたい」という機運は消えなかったといいます。今年1月6日から描き手を変えて、ツイッターで1ページの漫画を投稿していく形で再スタートしました。

パロディ作品が縁
 6代目の描き手に選ばれた服部昇大さんは、「最初に学文社からメールをいただいた時はほぼ怒られると思った」と振り返ります。

 なぜなら服部さんは5年前からパロディ作品「日ポン語ラップの美ー子ちゃん」を、同人誌やツイッターで発表してきたからです。しかも美子ちゃんを思わせるキャラクターが、日本のラップ音楽を熱く語るというペン習字とはかけ離れた内容でした。

 服部さんは「なのに公式でやりませんかとのお誘いをいただいて、何て心が広いんだと思いました」と語ります。

 実は学文社の中にも「先生に連絡を取ったものの、パロディ漫画はどうしたものか……という反応がないわけではなかった」(担当者)といいます。しかし「服部先生の話を聞くと1970年代の画風が好きで、日ペンの美子ちゃんも大好きだと。最終的には『パロディを描いてたら本物を頼まれちゃいました』という決まり方があってもいいんじゃないか、ということでお願いすることにしました」。

 意表を突く起用に、ネット上ではルパン三世の物まねから担当声優になった栗田貫一さんになぞらえ「クリカンパターン」と呼ぶ声もあります。

時代時代を映す鏡に
 漫画は早くも4作品が発表され、「星野川源」や「ペンとりんごで世界進出」など時事にからめた展開も話題です。

 服部さんは制作にあたり、歴代の美子ちゃんの原稿を見せてもらったそうです。「ただ少女漫画というだけでなく、70年代だとジュリーや巨人軍に手紙を送っていたり、80年代だとガンダム風の演出が入ったりと時代時代を映す鏡のような部分があった」。

 服部さんは「古い少女漫画風というだけで、笑いを取ってはダメだと思いました。2017年へのアンサーになる内容を盛り込んでいきたい」と話します。

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このニュースに関するつぶやき

  • 全共闘時代生まれの17歳とのこと(^^;
    • イイネ!1
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  • まだあったのか、と、懐かしくなったよ。雑誌の後ろに載ってたなぁ。古臭い絵柄が、なんともインチキ臭くて、ある種、印象に残ってる(笑)。←失礼!
    • イイネ!65
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