マンU、モナコの“10番”獲得へ…レアルも狙うポルトガル代表22歳

マンチェスター・Uは、モナコに所属するポルトガル代表MFベルナルド・シルヴァの獲得に動いているようだ。19日付けのイギリス紙『サン』が報じている。

　同紙によればマンチェスター・Uは、今夏の獲得に向けモナコに7000万ポンド（約99億円）のオファーを準備しているという。ジョゼ・モウリーニョ監督が獲得を熱望している模様だ。ただし、モナコで“10番”を背負う同選手にはレアル・マドリードも興味を示しており、争奪戦が勃発する可能性もある。

　B・シルヴァは、ベンフィカの下部組織出身の22歳。2014年8月にレンタルでモナコへ加入すると、翌年1月には完全移籍が決定した。主に右サイドのウィングを担当する技巧派のレフティーで、ポルトガル代表でも9キャップを記録しているが、負傷のため昨年のユーロ2016は欠場を強いられた。今シーズンはリーグ・アン19試合に出場して4ゴール4アシストを記録している。15日の第20節で日本代表DF酒井宏樹が所属するマルセイユとの一戦では2ゴールをマークし、4−1の勝利に大きく貢献した。

　マンチェスター・Uは、今夏に向けてアトレティコ・マドリードに所属するフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンの獲得に動いていると報じられたばかり。同紙によれば、8500万ポンド（120億円）の移籍金で同選手はチームに加わることになる見込みだという。