グリーンボーイズ、「キセキ」「声」Mステ披露へ 初のTVパフォーマンスはどうなる?

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2017年01月20日 17:52  リアルサウンド

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『グリーンボーイズ』通常盤

 『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)が、本日1月20日に今年の初回放送として、2時間スペシャルでオンエアする。急遽来日が決まったブルーノ・マーズの出演が注目を集めるなか、テレビ初パフォーマンスで話題となっているのが、グリーンボーイズだ。


(参考:グリーンボーイズ(菅田将暉、横浜流星、成田凌、杉野遥亮) 『声』のMVはこちら


 グリーンボーイズのメンバーは、俳優の菅田将暉、成田凌、横浜流星、杉野遥亮の4名。ボーカルグループ・GReeeeNの実話を元にした映画『キセキ ーあの日のソビトー』で、GReeeeNの前身グループ・グリーンボーイズを演じるために集結されたメンバーだ。彼らは、10年前のGReeeeNデビュー日と同じく1月24日にCDデビューを果たす。


 今回グリーンボーイズがMステで披露する楽曲は、劇中でも披露されているという「キセキ」と「声」。GReeeeNの「キセキ」は、ドラマ『ROOKIES』の主題歌としてもお馴染みの人気曲。これまでも数々のアーティストによるカバーの発表やCMへの起用が行われ、カラオケの定番曲としても知られている。一方「声」は、GReeeeNにとってどのような楽曲なのだろうか。


 GReeeeNの「声」には、彼らがインディーズ時代にリリースしたCD『花唄集め』に収録されたものと11作目のシングル『遥か』に収録されたもの、2つのバージョンが存在する。グリーンボーイズが歌う「声」は、インディーズ時代の楽曲が元になっていて、<音に合わせさぁ手を挙げて思いは風に乗り想い届け>という歌詞の一節から勢いよく始まり、途中で煽りパートも展開するアップテンポなナンバー。デビュー前のGReeeeNの代表曲でもある「声」は、映画では4人の強い想いがこめられたグリーンボーイズ結成のきっかけの曲として、初ライブシーンでも歌われているという。


 これまでGReeeeNがパフォーマンスを行う姿を見ることができなかった分、MVでグリーンボーイズが歌う姿はより新鮮に感じられる。ソロパートでそれぞれが画面に大きく映し出され、ユーモラスで表情豊か、のびのびと歌唱するシーンが印象的だ。楽しげでハッピーなMVからは、映画の撮影期間という短い時間の中で育まれたチームワークの良さが伝わってくる。


 グリーンボーイズは1月7日、さいたまスーパーアリーナで開催されたGReeeeNのライブ『あっ、リーナ、ども。はじめまして。「クリビツテンギョウ!? ル〜デル〜デ♪」』のオープニングアクトでステージに立つ姿をすでに披露している。翌々日の1月9日、各局の朝の情報番組でも同ライブの映像が放送され、彼らが観客を煽るパフォーマンスを見せながら「キセキ」「声」を堂々と歌唱し、会場を盛り上げる姿が映し出されていた。


 『ZIP!』(日本テレビ系)のメンバーインタビューでは、発声練習のためのトレーニング内容が明かされていた。普段は演じることを突き詰めている彼らは、歌うことに対しても真剣に取り組んでいる。デビュー発表時の「技術は持っていないし、決してうまくはないけれど、純粋に音楽を楽しみ、音楽を伝えていきたい、そんな思いのつまった僕らなりの音楽です」という菅田将暉のコメントからもその真摯な姿勢がうかがえた。


 さいたまスーパーアリーナで大観客を沸かせたように、今夜の『Mステ』パフォーマンスでもお茶の間を沸かせることはできるだろうか。グリーンボーイズの4人が挑む生放送のステージを楽しみにしたい。


(大和田茉椰)


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