低迷気味の巨人ドラ1選手たち キャンプでアピールできるか!?

0

2017年01月21日 15:51  ベースボールキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ベースボールキング

期待のドラ1・吉川尚輝。故障の影響でキャンプは三軍スタート
◆ 岡本、桜井は一軍、吉川は三軍スタート

 大型補強に乗り出した巨人。FA戦線では山口俊、森福允彦、陽岱鋼を史上初めて3人同時に獲得するなど、V奪還への本気度を見せた。補強の即効性に期待したいところだが、再び常勝期を築くためには生え抜き組の突き上げは必須。なかでもこのところ燻っているドラフト1位選手の奮起に期待したい。

 かつては長野久義、沢村拓一が2年連続で新人王を獲得。2012年の同1位・菅野智之は同賞こそ逃したものの、1年目から13勝6敗、防御率3.12の好成績を残し、2年目以降もエースの座に君臨している。

 社会人・日本生命を経て13年に24歳でドラフト1位指名された小林誠司は、出場数こそ年々伸ばしているものの、3年目の昨季は打率.204と低迷。定評のあった守備面でも不用意なプレーが目立ち、正捕手奪取へ足踏み状態が続いている。

 期待の大型内野手・岡本和真は、高卒3年目を迎える。昨季は二軍戦で18本塁打をマーク。放ち持ち前の長打力はアピールしたが、一軍では変化球の対応に苦しみわずか1安打に終わった。チームは新たな三塁手候補としてケーシー・マギーを獲得。ベテラン・村田修一も健在で、岡本には外野転向案も浮上している。

 15年のドラ1右腕・桜井俊貴は、背番号を「21」から「36」に変更し再出発する。即戦力として期待された右腕も、1年目は故障にも苦しみ一軍登板はわずか1試合。こちらも山口、トレード加入の吉川光夫ら先発を争うライバルが増えたが、ポテンシャルを証明すべく悲壮な覚悟で2年目へ向かう。

 昨秋のドラフトで1位指名された吉川尚輝は、自主トレ期間に上半身のコンディション不良を訴え、春季キャンプは三軍スタートが決まった。吉川は出遅れる格好となったが、飛躍が期待される小林、岡本、桜井は一軍スタート。生え抜き選手の象徴として、今キャンプではドラ1選手の猛アピールに期待したい。

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定