カメラにも「360度」が求められるようになった。
そもそもは色物でしかないと思われていたものが、今ではどのテクノロジーメディアからも「あって当然、なかったら異常」というような扱いを受けている。一般消費者からも360度カメラを求める声は、日に日に強くなっているような状況だ。
そんな中、国内クラウドファンディングからもこんな製品が登場している。
誰でも楽しめる360度の世界
クラウドファンディングサイト『Makuake』で現在注目されているのが、『Pi SOLO』というカメラだ。
スマートフォンとの連携で景色を撮影することができ、さらに従来の360度カメラにありがちだった「撮影者が写ってしまう」という問題もクリアしているという。
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[youtube https://www.youtube.com/watch?v=hYHKpGWS5Xs]
特筆すべきは、その軽さ。じつに66gしかない。これならばスマホの付属品としても、充分な携帯性を確保できるだろう。
もちろん、スマホがなくても撮影は可能。この製品は後付けのレンズではなく、カメラそのものであるということを強調しておこう。
迫り来る「革命」
あるカメラマンが、「今やカメラの世界で高級機と普及機の壁がなくなっている」と言ったことを筆者は思い出した。
そうかもしれない。かつては「上質の撮影には高級機を」という認識だったものが、ここ最近変わりつつある。JPEG画像を編集できるアプリも存在するし、ライトユーザーでもダイナミックな動画を撮影できるカメラもある。
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平たく言えば、カメラの世界では「革命」が起こりつつあるのだ。プロとライトユーザーの差が縮んでいく、という大政変である。
そしてそこから、新たな発明品が登場するのもまた事実なのだ。
【参考・動画】
※写真も動画も、360度の臨場感。スマホにつけて撮れる360°カメラPi SOLO-Makuake
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