遠藤憲一が戦隊ヒーローの敵役“貴公子ジュニア”時代 子どもたちの言葉に「へこんだ」

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2017年01月22日 16:13  Techinsight Japan

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ヒーローの敵、お化け…珍役を演じてきた遠藤憲一
遠藤憲一と言えばメインキャストを務めるドラマ『バイプレイヤーズ』(テレビ東京系)が1月13日深夜にスタート、主演映画『うさぎ追いし〜山極勝三郎物語〜』が公開中と俳優としても大忙しだが、CMにも引っ張りだこでバラエティ番組ではタレント顔負けのキャラクターで楽しませてくれる。ただ、そんな彼も人気に火がつく前はいろいろな作品を経験して苦労もあったようだ。

1月21日の『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)は“まさかの素顔!日本が誇るコワモテ俳優 遠藤憲一の恐妻家スペシャル!”と題して放送された。そのなかで遠藤憲一が「コレ本当に俺がやるの?と思ったBEST3」を発表、第3位が『忍者戦隊カクレンジャー』で演じた“貴公子ジュニア”役だという。

『忍者戦隊カクレンジャー』には猿飛佐助の子孫のサスケ/ニンジャレッド(小川輝晃)や隠流鶴姫家の24代目総領・鶴姫/ニンジャホワイト(広瀬仁美)など5人のヒーローが登場する。ジライヤ/ニンジャブラック役でケイン・コスギも出演した。

1994年2月から放送された特撮テレビドラマだが、嵐メンバーはあまり覚えがないようだ。ただ、二宮和也は「知らないけど、“貴公子ジュニア”っていうだけでもう見たい!」と興味を示し、櫻井翔はそのキャラクターについて「スゴい悪いけど、スゴいスイーツが好き」なのではと想像を膨らませる。カクレンジャーが戦う妖怪たちの親玉・妖怪大魔王の実子で「妖怪世界にその人あり」と謳われるのが貴公子ジュニア/ガシャドクロである。ヘヴィメタル風な風貌とノリで、エレキギターを掻き鳴らす。カクレンジャーを抹殺しようと妖怪たちを送り込む悪のリーダー的存在だ。

遠藤憲一(当時33歳)が貴公子ジュニア役となった当初は、近所の子どもたちから「カクレンジャーをいじめないでね」と声をかけられる程度だった。ところが放送回を重ねると、子どもたちが路地から隠れるように顔をのぞかせながら「死ねー!」と言うようになった。ツイッターなどなかった当時、その言葉は想像以上に突き刺さっただろう。「すっごいへこんだ」「死ね死ね言われるようになっちゃって」と振り返る遠藤の表情は今も寂しそうだった。

ちなみに「コレ本当に俺がやるの?と思ったBEST3」の第2位は漫☆画太郎先生の原作『ババアゾーン』の実写映画『3年B組珍八先生』の“珍八先生”役で、42歳にして全裸シーンも演じている。第1位は43歳の時に『集団殺人クラブ』で演じた好きな女子高生をいじめた相手に仕返しする心優しいサラリーマンのお化け“タケゾウ”役である。「俺がやるの?」という意外性ではその順位だとしても、一番心を痛めたのはやはり“貴公子ジュニア”役ではないか。

出典:https://twitter.com/enken_enstower
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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