巨大商業施設「ギンザ シックス」が竣工、内部を初公開

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2017年02月01日 11:23  Fashionsnap.com

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「ギンザ シックス」外観 Image by: FASHIONSNAP
松坂屋銀座跡地を含む街区と隣接地区の2街区一体整備の再開発事業により誕生する銀座エリア最大の複合施設「ギンザ シックス(GINZA SIX)」が1月31日に竣工し、2月1日に竣工式が行なわれた。延床面積は約14万8,700平方メートル、地下6階から13階で展開し、地下2階〜6階、13階の一部は全241ブランドを集積する商業施設、7階〜12階、13階の一部はオフィスとして運営。4月20日の開業に先駆けて、施設の外観や、敷地内通路の「あづま通り」、オフィス、屋上庭園「GINZA SIX ガーデン」、防災備蓄倉庫といった内部の一部が初公開された。
テナント一覧:銀座エリア最大の商業施設「GINZA SIX」来年4月20日に開業 ラグジュアリーメゾンが出店

「ギンザ シックス」が竣工、内部の一部を初公開の画像を拡大

 建築家の谷口吉生が手がけた外観は、「ひさし」と「のれん」をイメージしたデザインのファサードで、「建築は中身を引き立てる器である」という考えのもと、ショップのデザインが際立つように建築自体はシンプルに仕立てた。中央通りに面した全長約115メートルに「ザ ハウス オブ ディオール (仮)(The House of Dior)」「セリーヌ(CÉLINE)」「サンローラン(SAINT LAURENT)」「ヴァン クリーフ & アーペル(Van Cleef & Arpels)」「ヴァレンティノ(VALENTINO)」「フェンディ(FENDI)」の6ブランドによる2〜5層の大型メゾネット店舗が軒を連ねる。「ギンザ シックス」は、あづま通りをまたいだ2街区一体の施設だが、碁盤の目の銀座の交通ネットワークを維持するため、建物の下を通す形で敷地内通路「あづま通り」として歩車分離の新しい交通・歩行者ネットワークが再整備された。
 銀座エリア最大の約4,000平方メートルの屋上庭園「GINZA SIX ガーデン」は、「銀座に浮かぶ空」をコンセプトに、東洋の庭園文化と西洋の広場文化を融合させた空間を演出。桜や紅葉、松などが植えられ、四季が感じられる街路樹を表現した。屋上からは東京タワーやスカイツリーなどが見渡せる。施設の上層部に位置する都内最大級の1フロア貸付面積約6,000平方メートルのオフィス空間は、建物の中心が吹き抜けになっており、共有部に自然光が差し込む。現段階では6割程度の入居率を見込んでおり、2月1日から順次貸し出す。また、地下3階の防災備蓄倉庫では食料2万7,000食とブランケット、簡易トイレなどを用意し、災害時などに3,000人を3日間受け入れることができる。
 
■GINZA SIX開業日:2017年4月20日商業施設面積:約4万7,000平方メートル※共有通路等を含む店舗数:241店舗(物販210、飲食24、サービス7)フロア構成:地下2階 食物販地下1階 ビューティ1階〜5階 ファッション、服飾雑貨、ライフスタイル雑貨、カフェ他6階 書籍、レストラン等13階(一部) レストラン、バンケット他営業時間:物販・サービス 10:30〜20:30飲食 11:00〜23:30※一部店舗により異なる
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