渡邉良重が亀倉雄策賞受賞記念展「絵をつくること」を開催、過去の作品も展示

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2017年02月20日 13:54  Fashionsnap.com

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「AUDREY」のパッケージデザイン
アートディレクターやグラフィックデザイナーとして活動する渡邉良重が第19回亀倉雄策賞を受賞したことを記念して、展覧会「絵をつくること」がクリエイションギャラリーG8で開催される。会期は4月4日から5月20日まで。

渡邉良重が「絵をつくること」展開催の画像を拡大

 渡邉良重は1961年山口県生まれ。ドラフトを経て、2012年に植原亮輔とキギを設立した。自らが手がけるイラストレーションを主体にした独自の世界観が作品の特徴で、主な作品に絵本「BROOCH」や「JOURNEY」「UN DEUX」の挿絵などがある。グラフィックデザイン以外では、現在もドラフトのプロダクトブランド「D-BROS」のディレクターを担当。また、ほぼ日と立ち上げたファッションブランド「カクマ(CACUMA)」や陶器・家具・布製品などのブランド「キコフ(KIKOF)」に携わるなど、幅広く活動している。
 亀倉雄策賞は、これまで田中一光をはじめ、佐藤可士和や仲條正義、服部一成、佐藤卓、浅葉克己、葛西薫ら名だたるデザイナーが受賞。第19回受賞作となった渡邉良重による洋菓子のパッケージデザイン「AUDREY」は、「渡邉氏の作品が、かつての『個』の表現から、近年、時代を象徴するデザイン表現に変わってきている」「文字や余白の白を生かしたデザインが氏のイラストレーションの世界観を一層引き出している」など、高く評価された。展覧会では同商品のパッケージをはじめ、これまで手がけてきたイラストレーションの作品が展示される。
■第19回亀倉雄策賞受賞記念 渡邉良重展 「絵をつくること」会期:2017年4月4日(火)〜5月20日(土)時間:11:00〜19:00※日曜・祝日と4月29日(土)〜5月7日(日)は休館※入場無料
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