現代アーティストとミュージシャンを繋ぐレコード展 藤原ヒロシの学生集団「S.U.C.C.」が原宿で開催

企画展「12 ×12 ART×MUSIC - Contemporary Art meets Music on 12 inch square −」が、東京・原宿のギャラリースペースThe Massでスタートした。京都精華大学ポピュラーカルチャー学部客員教授を務める藤原ヒロシの下で学ぶ学生集団「S.U.C.C.」による展覧会で、会期は3月19日まで。

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　同展は京都精華大学 卒業・修了制作展と同時開催された企画の巡回展となる。藤原ヒロシの私物だというレコードのジャケット約80枚を学生たちがピックアップ。アンディ・ウォーホル（Andy Warhol）やリチャード・プリンス（Richard Prince）、ダミアン・ハースト（Damien Hirst）、バンクシー（Banksy）、ライアン・マッキンレー（Ryan McGinley）、草間彌生ら多彩なアーティストが手がけた12インチサイズのアートを通じてミュージシャンの関係に迫る。
　学生集団「S.U.C.C.」がThe Massで開く展示は「花」をテーマにした「FLOWER HUDDLE」に続く2回目。京都精華大学の中でも東京で連動展示を行うことは珍しく、「単位取得を目的にした授業ではなく、あくまでも学生たちの主体性を軸とした活動になっている（同大学教員）」という。藤原ヒロシも「学生たちとの取り組みは楽しい。教育ではなく社会との接点を生むプロジェクトと考えている」と話しており、来年も同プロジェクトを継続させる考えだ。

■12×12 ART×MUSIC - Contemporary Art meets Music on 12 inch square −会期：2017年2月25日〜3月19日 12:00–19:00 ※火曜日、水曜日は休館日入場料：500円 / 学生は無料（学生証の提示が必要）The Mass