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あと1か月ぐらいで新学期ですね。これから幼稚園や小学校へ入学するときに気になるのがPTA活動。地域によって特色がありますが、大変だという噂を聞くことが多いと思います。
しかし、明光義塾のコミュニティサイト『メイコミュ』の調査では、PTA役員をやったことがある保護者は6割強で、多くのポジティブな意見が掲載されています。
筆者もPTA会長なので大変な部分も理解していますが、メリットもたくさんあると考えています。
とはいえ、何も知らずに引き受けてしまうと後悔する仕事もありますので、今回はPTAで大変だとされる役職の一例をご紹介していきます。
(1)「副会長」の実態は何でも屋…?
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だいたいどこのPTAでも、最も忙しい役職です。会長のサポート役というようなイメージですが、実態はもろもろの雑用や調整をこなす“何でも屋”になっています。
例えば、学校やPTAのイベントや行事のとりまとめ、教頭先生を中心とした学校との窓口、地域の自治会や団体との調整など。PTAの仕事で誰がやるかわからないような作業はだいたい副会長ですね。
しかし、多くの人と知り合って、学校の状況を把握できやりがいを感じることができるといういい面もあります。
(2)「広報」は運動会で子どもを見れないことも
広報はイベントに出て写真を撮ったり、広報誌を作成したりします。
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運動会などのイベントでは、カメラ係となり、調整がうまくいかなければ自分の子どもを見れないことも……。また、広報誌もいろいろ凝りだすと時間もかかりますし、アルバムや掲示物を作る学校ではかなりの労力がかかります。
子どもの写真を撮って、PTA仲間と話をしながら、思い出を作っていくという楽しい部分もあるので、こういう活動が好きな方へオススメです。
(3)議事録に追われる「書記」
仕事としては、各委員の活動のとりまとめやPTAの活動報告、会議の議事を作ったりと、比較的書くことだけなので楽そうに見えます。
学校によっては、広報と同じような役割で広報誌を作ったり、議事の内容についての指摘をいろんなところから受けて、時間がかかるというようなことも聞きます。ひどいところでは、全ての会議に出席させられ議事をとったり、時間をとられることも。
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逆に定例会の議事をとって、活動報告として出すだけというようなケースもあるので、PTAの役割にもよりますね。
(4)次年度の役員を決める「役員選考」
次年度の役員を決める係です。事前にプリントを配って候補者や推薦を募るというPTAもあります。
すんなり役員が決まればいいですが、決まらない場合は保護者の方へ1人ずつ連絡をとってお願いして回るという仕事があります。PTAは任意加入なのですが、場所によっては強制的に1回は本部役員を引き受けるというような暗黙の決まりがあるところも。
顔が広い方だとお願いもしやすいですし、年に1回の役割だけなので、楽と言えば楽なのですが……。
PTA会長の筆者としては、PTAに参加することにはたくさんのメリットがあると思っています。
やはり学校のことがよくわかるようになりますし、保護者の方同士でつながれることは大きいです。情報交換や子どもの悩みなどの話もしやすくなるので、自分だけでなく子どもにとってもプラスになります。
PTAによっては古いしきたりがあって大変なところもありますが、「できないことは、できない!」というスタンスで、一度やってみてはいかがでしょうか。
【参考・画像】
※ 保護者の人間関係・PTAに関する意識調査 ‐ メイコミュ
※ racorn / shutterstock
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