恋人の有無が“歩数”に影響

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2017年03月01日 12:02  QLife(キューライフ)

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QLife(キューライフ)

活動量計のデータを分析


画像はリリースより

 ドコモ・ヘルスケア株式会社が自社製品のウェアラブル活動量計「ムーヴバンド」の利用者の歩数に関するデータを分析したところ、恋人の有無が日常の活動に影響を与えていることがわかりました。特に、男性は恋人がいるかいないかで、普通歩行歩数に約10%の開きがあるなど影響が大きく、彼女に合わせて歩く“優しさ”がうかがえます。

 ムーヴバンドは手首に着けて生活することで、歩数や時間といった運動の量や、「走行」、「早歩き」、「歩行」といった運動の強度などがアプリで確認できる活動量計。今回の調査では、20〜70代の男性208人、女性179人の1日の平均歩数のデータを分析しました。

 早歩きの歩数を比べると、恋人のいる男性が1,802歩であるのに対して、いない男性は2,482歩、女性は恋人がいる場合は1,520歩、いない場合は1,581歩という結果でした。女性は61歩と大差はありませんが、男性は680歩も差があり、男女ともに恋人のいない人の方が早歩きをしていることが明らかになりました。

フリーの女性はよく走る?

 次に、走行歩数をみると、恋人のいる男性は186歩、女性は55歩なのに対し、恋人がいない男性は284歩、女性は132歩という数値。こちらは女性の差が大きく、恋人がいない女性の方が2.4倍も日々走っていることになります。恋人がいると、パートナーと過ごす時間が増え、1人の時間が少なくなるため、アクティブに体を動かす時間が減ってしまうからかもしれません。

 一方、早歩きや走行とは逆に、普通歩行歩数は恋人のいる人の方が多い傾向にありました。男性にその傾向が強く、恋人がいる男性が5,783歩、いない男性が5,098歩と685歩の差がつきました。また、これらを全て足した歩数に占める普通歩行の割合も、恋人がいる男性は74.4%と高いことが判明。恋人がいると走行や早歩きの割合が減る分、パートナーに合わせて歩く速度を緩めるシーンが増えていることが考えられます。

 今回の調査結果から、男女とも恋人の有無が歩数に影響していることがわかりましたが、恋愛からより影響を受けやすいのは男性のようです。ふだんは歩数を意識していない人も、デートのときに測ってみると面白いかもしれませんね。(菊地 香織)

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