もはや冬だけじゃない?最新マスク事情

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2017年03月03日 12:02  QLife(キューライフ)

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QLife(キューライフ)

約1割は夏でもマスク

 冬の定番アイテムといえば、マスク。2003年のSARS(重症急性呼吸器症候群)の流行により、主流がガーゼから使い捨てに移行して以来、店頭にはさまざまな商品が並んでいます。マスクを使う目的も多様化しており、もはや“季節商品”とはいえないようです。

 株式会社プラネットが男女3,433人(男性2,073人、女性1,360人)に行った調査によると、本来の目的であるインフルエンザや花粉症の予防のためにマスクをしている人は約6割と、やはり高め。最も高かったのは40代女性の74.5%で、自分の健康はもちろん、受験生の子どもがいるなど家族の健康への配慮から、予防意識が高まっていると考えられます。

 マスクをする季節を聞くと、1位は冬で91.6%、2位は花粉症に苦しむ人が多い春で47.3%でした。一方、秋にマスクをする人は全体の2割強、夏でも約1割と、季節に関係なくマスクをする人が一定数いることも判明。夏と秋にマスクをする割合が最も高いのは30代女性で、夏は16.1%、秋は36.9%という結果。家事や仕事に忙しい世代だけに、スッピン隠しの“だてマスク”として愛用している女性が多いのかもしれません。

小顔効果などプラスαの商品が続々

 ガーゼマスクしかなかった時代と比べ、マスクの種類は豊富になり、着け心地を重視したものから、小顔効果があるといった付加価値がついたものまでさまざま。そこで、どんな機能や特徴のマスクを使いたいかを質問したところ、女性は「スッピン用」や「肌あれ防止用」といった商品が支持を集めました。気になる場所をすっぽり隠せるマスクは、女性にとって欠かせないアイテムになっているようです。

 “理想”のマスクについて尋ねると、「口臭が測定できたり、よい香りに変えたりできるマスクがあったらうれしい(50代女性)」や「UVカット機能付きで、着けている間に美白成分が出てくるマスク(40代女性)」など、口臭防止や美容効果があるマスクを求める声が聞かれました。また、「花粉がついたとき、色で何の花粉なのか判別できたら便利(60代男性)」のような声もあり、まだまだ“進化”の余地がありそうです。

 今シーズンは、タブレット型ミントとのコラボレーションで、爽快感をうたった新商品も話題になるなど、多様化がどんどん進むマスクの世界。病気のときに使うという本来の目的は、もはや過去のものかもしれませんね。(菊地 香織)

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  • マスクしてるとクセになる。表情に気を使わなくていいから。ヤバいなぁと思いながら、最近、常にマスクしてる。
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