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公園での外遊びに関する調査「ほとんど行かない」は約2割、年齢帯に分けた設備拡充の必要性も

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2017年03月14日 13:03  MAMApicks

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公園の利用促進に関する情報発信を行っている『公園のチカラLAB』では、全国の0〜6歳までの子育て中の女性を対象に、「乳幼児・幼児が安心して遊べる公園に関する調査」を実施し、その結果を発表した。有効回答数は551名。


まず、「子どもが成長するために、公園などで身体を動かす外遊びが大切だと思いますか」という質問には、「とても大切だと思う」(60%)、「大切だと思う」(36%)を合わせ、9割を超える母親が公園遊びの重要性を認識していることがわかった。

一方で、子どもを遊ばせるために公園へ行く頻度は、「ほぼ毎日」は8%で、「週に2〜3回」(25%)、「週に1回程度」(21%)を合わせ、週に1回以上連れていく方は合計で54%と、わずかに過半数を超えるだけで、「ほとんど行かない」という層も21%にのぼった。なおこの結果については、母親の就労状況でのクロス集計をかけており、専業主婦、兼業主婦(フルタイム)の間でそれほどの開きがないことも明らかになっている。

では、「月に数回」「月に1回」「ほとんど行かない」と公園に行く頻度が低かった273名の母親にその理由をきくと、「近くに行きたくなるような魅力のある公園がない」(48.4%)が最も多く、「仕事などが忙しく、連れていく時間がない」(31.5%)、「子どもが室内あそびが好きで、公園や外遊びに行きたがらない」(14.7%)という回答があげられた。

調査では、公園で子どもを遊ばせているときの行動についてもきいており、「どの遊具や遊びでも必ず付き添う」と回答したのは過半数となる56.3%。「なるべく付き添わないが目は離さない」(21.2%)、「付き添ってはいるが、他のことをしている(例:スマホの閲覧・操作など)」(18.0%)がこれに続いた。

また、「子どもを遊ばせるために、公園にあったらいいと思うのはどんな施設・設備ですか」(複数選択可)という質問には、1位が「幼児用トイレ」で61.7%、2位が「幼児用の手洗い場や水飲み場」で59.3%、以下、「日よけスペース」(56.8%)、「ベンチ」(50.1%)、「乳幼児や幼児に限定した遊び場や遊具の設置」(49.5%)が続き、乳幼児向けの設備や施設の要望が多くあげられた。

今回の調査結果を受けて、『公園のチカラLAB』特別アドバイザーで、『遊びの場の安全ハンドブック』(玉川大学出版部)などの著書(共著)がある、元 玉川大学教育学部教授の荻須隆雄氏は、「公園=子どもが遊ぶ場所というイメージはありますが、安全性と発育・発達の観点から、『子ども』とひとくくりにすることには、無理がある。3才未満、3才から6才未満、6才から12才というように、3つの年齢帯に分けて考える必要がある」とコメント。

合わせて同氏は、「待機児童の解消を目指して保育所などが新設されていくなかで、専用の園庭を確保できない保育所などが、都市公園を園庭の代わりとして、満2才以上の幼児を遊ばせる機会が増えることが見込まれる。幼児向けの遊具をはじめ、水栓設備、トイレや地表のクッションの設置など、幼児に重点を置く都市公園の整備を考える必要がある」と提言している。

公園のチカラLAB
https://www.koen-chikara.jp/

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