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<多摩動物公園>「臆病な…」アムールトラが仲間入り

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2017年03月21日 00:43  毎日新聞

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毎日新聞

写真草にじゃれるアルチョム=多摩動物公園で2017年2月28日、斉藤三奈子撮影
草にじゃれるアルチョム=多摩動物公園で2017年2月28日、斉藤三奈子撮影

 希少動物の繁殖を国内外の動物園と協力しながら進めている多摩動物公園(東京都日野市)に、アムールトラとチンパンジーの新しい仲間が来園し、話題になっている。


 「アルチョム〜!」。ロシア極東地方周辺に生息するアムールトラの展示場で、紹介板を見た子供たちが一斉に、声を掛けた。アルチョムは、ロシアやベラルーシなどによくある男性名。ドイツの動物園「ティアパーク・ベルリン」で生まれた1歳10カ月の雄で、親離れしたばかりだ。


 アルチョムは今年1月に来園、多摩のアイ(6歳)とペアリングを目指す。飼育担当の熊谷岳さん(40)は「体格は立派でも精神面は幼い。臆病な性格で変化に慣らすのに苦労しています」。


 一方、チンパンジーの「サクラ」(7歳、雌)は2月下旬、高知県立のいち動物公園(同県香南市)から来園した。雄6頭、雌11頭という大所帯の多摩の群れのメンバーと触れ合う中で相性を確認し、仲間として認められれば屋外展示場にデビューする予定だ。


 サクラは多摩のマックス(9歳)のお嫁さん候補。日本動物園水族館協会が施設の枠を超えて取り組む、繁殖計画の一環だ。今後、出産が期待できるサクラは引く手あまた。そんななか、国内で飼育するチンパンジー316頭の遺伝的多様性を維持するため多摩に来園した、大切な存在でもある。飼育展示課北園飼育展示係の谷口敦係長は「お嬢さん育ちで緊張しているのか、とても静かでおっとりした可愛い子です」と話した。【斉藤三奈子】

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