福井工大福井が41年ぶりの春勝利!仙台育英はミスに泣く

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2017年03月23日 11:12  ベースボールキング

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ベースボールキング

【第89回選抜野球大会】
○ 福井工大福井 6 − 4 仙台育英 ●
<3月23日 1回戦>

 春のセンバツ・大会4日目の第1試合は仙台育英(宮城)と福井工大福井(福井)という地区王者同士の激突。終盤に持ち味の機動力が炸裂した福井工大福井が実に41年ぶりとなるセンバツでの白星を挙げた。

 先に主導権を握ったのは仙台育英。初回に4番・佐川の適時打で1点を先制すると、二死三塁となってから杉山にも適時二塁打が飛び出し、2点を先制する。

 それでも福井工大福井は4回に山岸の2ランで同点。4番の一振りで試合を振り出しに戻した。


 6回には仙台育英が犠飛と杉山のこの日2本目となる適時打で追加点。勝ち越しに成功するも、福井工大福井は8回二死ながら満塁のチャンスを作り、島谷が値千金の同点適時打。4−4の同点で試合は9回の攻防へと移る。

 9回表、福井工大福井は一死から山内が安打で出ると、初球からすかさず盗塁。一気にチャンスを広げると、仙台育英の投手・長谷川が二塁牽制を悪送球。走者が三塁まで進むと、摺石の打席中に暴投。ミスが連鎖し、福井工大福井に勝ち越し点が入った。

 さらに福井工大福井は摺石が倒れて二死走者なしとなるも、北川が四球を選んで出塁。ここも盗塁でチャンスを拡大すると、吉田がレフトへ弾き返す適時打。足を絡めた攻撃で相手のミスにつけ込み、福井工大福井が逆転。この試合はじめてリードを奪った。

 9回裏、仙台育英は3人で倒れ、試合は6−4で終了。福井工大福井が東北王者・仙台育英を下し、初戦を突破。これが5度目のセンバツ出場ながら1976年の第48回大会以来勝利がなかったチームは、実に41年ぶりとなる春の勝利を掴んだ。

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  • 北信越の高校が1校残ってよかった、しかし高岡商も東北の盛岡大付属だったし、激しい戦いが続くな。
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