WBCの名場面に山田、バレンティン、デスパイネ

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2017年03月24日 21:02  ベースボールキング

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ベースボールキング

キューバ戦の初回、先頭打者本塁打を放つ山田哲人
『第4回ワールド・ベースボール・クラシック』の決勝戦が22日(日本時間23日)に行われ、アメリカの初優勝という形で幕を閉じた。

 MLB公式サイト『MLB.com』の「Cut4」では、WBCで“最も輝き、エキサイティングだった10の名場面”を紹介。山田哲人の“1試合2本塁打”や、バレンティンやデスパイネの“一発”が取り上げられた。


◆ 爆発力を見せた侍ジャパン

 今大会を通して11本塁打を記録した侍ジャパンの“爆発力”を象徴する一場面として、2次ラウンドのキューバ戦で放った山田哲人の2本塁打をクローズアップ。筒香嘉智と中田翔が3本塁打を記録したことを紹介しつつ、「6対5で迎えた8回裏に山田が放った一発が、日本中を安堵させた」と続けた。


 また、バレンティン(オランダ)のフルスイングも賞賛。特に「準決勝(プエルトリコ)の1回表にロペスから放ったツーランホームランは名場面だった」とし、プエルトリコとボールを“粉砕した”と表現した。

 さらに、1次ラウンドのオーストラリア戦でデパイネ(キューバ)が放った満塁ホームランも取り上げられ、1点ビハインドで迎えた5回表に、L.ウェルズから放ったこの一発は「一振りですべてを変えた」と記している。


◆ 名場面!?迷場面?!

 この記事では、名場面ならぬ”迷場面“も紹介されている。それは14日に行われたイタリア対ベネズエラのプレーオフでのこと。

 9回表にオドーア(ベネズエラ)はデマークが投じたストレートを強烈なスイングで振り抜き、打球は左中間に一直線に飛んだ。オドーアはホームランを確信したかのように、一塁に向かって歩いたが、打球はフェンスに直撃。結局ただのシングルヒットになってしまったという“珍プレー”だった。


◆ 圧巻の投球&本塁打!そしてあの守備も



 その他には、MVPを受賞したストローマン(アメリカ)のピッチングを紹介。決勝戦でパガン(プエルトリコ)がヒットを放つまで、6回を無安打に抑えていたピッチングを名場面に挙げている。

 そして、クルーズ(ドミニカ)が12日に行われたアメリカ戦で放った逆転スリーランホームラン。これは5対3で迎えた8回裏無死一二塁の場面から放ったもので、「大会で最もエキサイティングなホームランだった」と主張。

 もちろん、A.ジョーンズ(アメリカ)がホームランをもぎ取った超ファインプレーも入っている。19日に行われたドミニカ戦で、7回裏の先頭打者・マチャドが放ったセンターへのホームランボールをキャッチした名場面だ。

 スタントンの特大ホームランではなく、A.ジョーンズがこの試合の勝利を決定づけることになった、とし、このプレーは“芸術”ですらあったと高く評価した。


◆ 『Cut4』が選んだ10の名場面

1.ドミニカ戦でA.ジョーンズ(アメリカ)がマチャド(ドミニカ)のホームランをもぎ取ったファインプレー
2.アメリカ戦でクルーズ(ドミニカ)が放った逆転スリーラン
3.ストローマン(アメリカ)がMVP受賞を決めた決勝戦でのピッチング
4.オドーア(ベネズエラ)がホームランを確信して歩いたら単打に終わった場面
5.イタリアがメキシコ相手に4点ビハインドで迎えた9回裏に逆転サヨナラ勝ち
6.山田哲人(日本)が14日のキューバ戦で放った2本のホームラン
7.モリーナ(プエルトリコ)がドミニカ戦で二盗を刺した場面
8.オーストラリア戦でデスパイネ(キューバ)が放った満塁ホームラン
9.キンタナ(コロンビア)がアメリカ戦に先発して好投
10.バレンティン(オランダ)が準決勝(プエルトリコ戦)で放った2ラン

このニュースに関するつぶやき

  • 菊地のグラブトス。勝敗を左右するプレーだったし、本当に凄かった。
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