最近10年のヤクルトの開幕投手を振り返る

◆ 石川はこの10年で5度開幕投手

　『第4回ワールド・ベースボール・クラシック』（WBC）が終了し、いよいよプロ野球の開幕モードに入ったファンも多いのではないだろうか。

　プロ野球の開幕でいうと、誰が開幕のマウンドを務めるのか大きな注目が集める。ヤクルトの最近10年の開幕投手を振り返ると、石川雅規が5度、小川泰弘が3度、石井一久と館山昌平の1度となっている。

　既に今季の開幕投手が内定している石川は、08年から5年連続で大役を担った。気になる開幕戦の成績は、この10年では2勝3敗と黒星が先行も、通算では4勝3敗と勝ち越す。前回務めた12年の開幕戦では、8回1/3を2安打無失点に抑え白星を手にした。

　自身通算8度目となる開幕のマウンドは、本拠地で迎える。開幕戦の対戦相手となるDeNAを封じ、チームに勝利をもたらしたいところだ。

◆ ヤクルトの最近10年の開幕投手

07年　石井一久　
− 7回 7安打 2失点

08年　石川雅規　
○6回2/3 6安打 2失点

09年　石川雅規
●4回 6安打 5失点

10年　石川雅規
●6回 10安打 4失点

11年　石川雅規
●6回 8安打 2失点

12年　石川雅規
○8回1/3 2安打 0失点

13年　館山昌平
− 5回 6安打 3失点

14年　小川泰弘
○6回 7安打 1失点

15年　小川泰弘
− 7回 7安打 0失点

16年　小川泰弘
●6回 2安打 1失点