限定公開( 1 )
3月26日、TVアニメ『サザエさん』（フジテレビ系）の放送2,400回記念スペシャルが放送された。いつもと同じようにネット民たちが楽しそうにツッコミを入れながら、60分間に及ぶスペシャルを視聴していたので、そんなネットの声とともに内容を紹介したい。
この日最初に放送されたのは作品No.7606の「夢いっぱいの春休み 〜熊本・大分旅行〜」。サザエたち一行が熊本・大分の名所を巡っていく。まずは別府温泉を訪れたのだが、タラオは湯気でパニックになり、走って転倒し号泣。これにさっそくネット民たちから「迷惑だなこいつ」「一生転んでろ」「タラオだせええええざまああああ」と罵声が飛び交う。
そんなタラオに声をかけたのが温子という地元の若い女性。成り行きで温子がサザエたち一行をガイドしてくれることになったのだが、ここで勘の良い視聴者からは「ん？この声三石さん？」「セーラームーンかな」「なんかエヴァーみたいな声だな」「のび太ママか」と、温子の声優が三石琴乃だと指摘する声が多数あがった。エンディングクレジットでも、どのキャラの声を当てたかは明記されていないが、三石琴乃という名前が記載されていたので、まず間違いないだろう。
温子の出番は意外と長く、セリフも多かった。見慣れている『サザエさん』から、三石さんの声が聞こえてくるのも新鮮。綺麗な温子さんに、カツオは恋してしまうのだが、ラストは温子の婚約者が登場し、はかなく恋は破れるのだった……。
このスペシャルでは他にも大物声優がゲストキャラで多数出演。恐竜博物館のイケメン係員役は「これは日野ちゃまか」「なにこの聞き覚えのあるイケボと思ったら日野さんか！」「まさかサザエさんで日野さん出てくるとは！」と、日野聡だと多くの視聴者が指摘。
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エンディングクレジットによると他にも、小林さやか、沢木郁也、高桑満、坂巻学、平井祥恵、折笠愛、坂本千夏、松岡文雄、玉野井直樹といった声優たちが出演。これには「ここら辺の人が役名無しの役に出演しちゃうサザエさんの凄さよ」「主役級の人がたくさんいて笑う」「ゲスト豪華すぎだけど気付かなかったのたくさんいたわ」といった声が上がっていた。
旅行編では熊本の方言で「頑張る」「精を出す」といった意味のある「がまだせ」という言葉が頻繁に使われる場面も。番組内では主に「頑張れ」といった意味で、「がまだせタラちゃん」みたいに使われていたが、熊本在住者と思われる人たちはTwitterで「ニュアンスちょっと違う」「がまだせって仕事に精を出すとか繁盛してるとかそんなイメージなんだけど」「がまだせって単に頑張れじゃないんだよね。違和感あるな」と言葉の使いかたが気になってしまっていたようす。
舞台をいつもの日常に戻した作品No.7609の「父さんゲームの鬼」では、ダイヤモンドゲームに熱中する磯野家が描かれた。波平は弱いくせに負けず嫌いで何度も再戦を要求するので、カツオやワカメは困り果ててしまう。そこでカツオはこの状況を打破するべく、ゲームを友だちに貸し出し、友だち間でたらいまわしにしてもらって、家に戻ってこないように計らう。このたらいまわしで最後にゲームが渡ったのが堀川くんだった。
ゲームを貸したと聞いただけでワカメは嫌悪感を露わにするなど、相変わらず作中での扱いがおかしい堀川くん。カツオも「家に持って帰るよりましだろ？」とナチュラルに堀川くんをディスる。そしてさすがは堀川くんと言うべきか、ダイヤモンドゲームを持ってわざわざ磯野家にやってきて、波平に勝負を申し込むという、めんどくさい行動を起こす。
「僕は子供とは勝負しません」となぜか笑いながら話す堀川くんによって、波平、サザエ、堀川くんの3人でゲームをすることに。この中で一番弱いのがサザエだった。何度も負けては再戦を要求するサザエを見て、カツオとワカメは波平の負けず嫌いはサザエにも受け継がれているのだなーとほほ笑み、ストーリーのオチがついた。
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「旅行より日常回の方が楽しい」といった声も上がり、改めて通常の『サザエさん』がハイクオリティだと感じられた今回のスペシャル。一時は「ダイヤモンドゲーム」がTwitterのトレンド検索で上位にくるなど、その影響力はやっぱり大きい。スポンサー降板問題なども噂されているが、2,500回、3,000回記念まで突き進んでほしい。
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記事を今上げんじゃねぇよォォォォォォォォォォォォォォ!!(激怒)
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