春のセンバツ・8強出揃う 近畿・九州から6チームが勝ち残り

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2017年03月28日 15:32  ベースボールキング

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春のセンバツ・ここまでの勝ち上がり
◆ 2試合の再試合の末に...

 春のセンバツは大会9日目が終了。2回戦が終了し、ベスト8が出揃った。

 雨での順延に加え、甲子園史上初の2試合連続延長再試合という珍事もあり、大会終盤の日程はカツカツ。本来は準々決勝と準決勝の間に1日休養日が設けられていたが、今年はそれがなくなり、準々決勝から準決勝、そして決勝までがノンストップで行われることになった。


 29日に行われる準々決勝・第1試合では、盛岡大付と履正社が対戦。盛岡大付は2回戦で昨年のセンバツ王者・智弁学園を撃破し、春夏通じて初のベスト8進出を掴んだ。勢いそのままに、続けて秋の神宮王者に挑む。

 第2試合は、引き分け再試合を制した福岡大大濠が地元・兵庫の報徳学園と激突。1人で3試合計33回・475球を投じている福岡大大濠の大黒柱・三浦銀二の投球は要注目だ。一方の報徳学園も、エースの西垣雅矢がここまで2試合・16イニングを無失点中。両エースの投げ合いに期待したい。

 第3試合は秀岳館と健大高崎。3季連続の4強がかかる秀岳館に対し、引き分け再試合の激闘を勝ち上がった健大高崎も関東勢唯一の生き残りとして負けられない。近年の甲子園ではお馴染みとなっている両校の意地とプライドをかけた戦いから目が離せない。

 そして第4試合では、大阪桐蔭と東海大福岡が激突。大阪桐蔭は2試合連続で11得点と持ち前の猛打が甲子園でも爆発。しかし、2回戦の静岡戦では初回に6点を挙げながら一時は逆転を許すなど、ディフェンス面では不安も覗かせた。一方の東海大福岡も、2回戦の早稲田実戦で11得点を挙げながら、終盤の3イニングだけで7失点。こちらも課題を残す勝ち上がりになっている。


 準決勝進出をかけた戦いは、3月29日に開戦。4試合開催で一気にベスト4が決する。大会10日目・準々決勝のカードは以下の通り。


【準々決勝】
▼ 第10日目(3月29日)
第1試合 盛岡大付(岩手) − 履正社(大阪)
第2試合 福岡大大濠(福岡) − 報徳学園(兵庫)
第3試合 秀岳館(熊本) − 健大高崎(群馬)
第4試合 大阪桐蔭(大阪) − 東海大福岡(福岡)

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