3人に1人が“春デビュー”
「高校デビュー」や「大学デビュー」など、新生活が始まるタイミングは、“イメチェン”にぴったりの季節。イメチェンの王道といえば、「メガネを外すと実は美少女だった!」というパターンがありますが、現実でもメガネからコンタクトレンズに変えたことで、仕事や恋愛がうまくいったという人は多いようです。
参天製薬株式会社が20〜30代のコンタクトレンズユーザー500人にアンケートを行ったところ、82%の人が「新生活のタイミングはコンタクトデビューのチャンス」と捉えており、実際に約3人に1人がコンタクトデビューをしています。特に、メガネからコンタクトレンズに変える場合は、新生活というきっかけがあったほうが抵抗なく変更できるという意見が多く聞かれました。
コンタクトレンズに変えたことで、恋愛・仕事・学校生活などにいい影響があったか尋ねると、77%が「そう思う」と回答。「メガネからコンタクトレンズに変えてもてるようになった(24歳男性)」との意見も。ほかにも、「バスケットボールがしやすくなり、部活で活躍できるようになった(29歳女性)」、「ものが見やすくなって、仕事がはかどるようになった(31歳女性)」など、あらゆるシーンにおいてプラスになっていることがうかがえます。
自己判断は禁物。眼科医の診察を受けるなどの対処を
しかし、マイナス面もあるようで、「コンタクトデビュー直後は、目の悩みが多かったと感じる」と半数以上が回答。コンタクトレンズを使用する前と比べて、平均でおよそ4割以上も目の悩みが増えており、慣れないコンタクトレンズに悪戦苦闘している人が多くなっています。
悩みのトップは「異物感がある」で53%。メガネと違って目の中に直接入れることもあり、慣れるまで多少の時間がかかるのかもしれません。上位には、「乾きやすい」、「疲れやすい」もランクイン。このほか、「痛みを感じる」、「かゆみを感じる」といった目の不調につながる悩みもありました。
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このような目のトラブルを感じたときは、自己判断は禁物。眼科医の診察を受けて、きちんと対処しましょう。この春、コンタクトデビューをする方は、“新しい”目でみる新生活の始まりです。どんなことが待っているのか楽しみですね。(菊地 香織)
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