「元エリート漁師」とかではなく、木村拓哉には「普通の漁師役」を演じてもらいたい!

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2017年04月08日 01:01  citrus

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週刊大衆のWEB版・日刊大衆によると、3月24日に放送されたラジオ『木村拓哉のWHAT’ UP SMAP!』(TOKYO FM)で、木村拓哉(44)が自身の「やりたい役」について語り、話題になっている……らしい。
 
レーサー・検事・美容師・医者……ほか諸々、過去さまざまな職業の役柄を演じてきたキムタクだが、この日の放送では、そんなキムタクにリスナーから「今度やってみたい役」についての質問が寄せられた。それを受けて木村は「なんだろうな、なにやってみたいかなぁ…」と悩んだすえ、こう答えたという。

 

「普通に漁師とかやりたいですけどねぇ。マジで」(そして木村は、漁師という仕事は世間のイメージより「もっと過酷」だと語り)「もっと抱えている問題とかも、あるんじゃねぇかな」「ああいうノリってけっこう、嫌いじゃなかったりしますね」(とコメントし、「漁師、どうっすか?」と周囲のスタッフにも聞いていた)

 

母親から、まだ私がメディアの仕事に携わり始めたばかりのころ、つまり30年近く前、「かっちゃん(※ゴメスの本名は「勝也」)役者とかにはなれへんの?」と、あまりに唐突な問いかけを、わりに真剣な表情でされたことがある。理由は「ロケでいろんな外国とか行けるから、いろんな職業が体験できるからええやんか」といった、のどかなものでしかなかったのだが、たしかにキムタククラスの主役級の役者になれば、演じる職業の役作りもそれなりの時間と労力をかけねばならないわけで、それはすなわち「(演じる)いろんな職業をなかなかの深度で(疑似)体験できる」ことを意味し、母親が言う「ええやんか」も今ふたたび噛みしめてみると、あながち的外れじゃなかった……のではなかろうか。
 
30代40代を過ぎて「職種をガラッと変える転職」のリスクを背負うこともなく、「あの仕事やってみたい、この仕事もやってみたい…」的な(一般社会の物差しで計れば)チャイルディッシュな好奇心を“仕事”として満たすことができるのは、「その何倍ものつらいことだってある」のも間違いないのだろうけど、やはり(キムタククラスの)役者ならではの大きな“役得”の一つである。
 
で、次にキムタクが夢見る「漁師」であるが、この木村発言にファンも即座に反応。SNSには、

 

「キムタクの漁師役! すごい見てみたい!」
「元エリートの漁師とか、設定がいろいろ浮かぶよね」
「サーフィンが趣味の漁師とかかっこよさそう!」

 

……などのコメントが殺到していると聞く。私も「漁師のキムタク」は「かなりアリ」な気がする。けれど、“今まで”の「天才ナントカ」みたいな「元エリート」だとか「サーフィンが趣味」だとかの余計なサブキャッチは一切いらないと思う。
 
できれば「普通の漁師」を演じてほしい。漁師の普通を演じることによって「もっと過酷」な部分や「もっと抱えている問題」を地道に浮き彫りにしてゆき、「漁師」という職業を改めて視聴者が等身大にリスペクトできるような渋いドラマ、“キムタクの新境地”を観せてほしい。まあ、私なんかがいちいちこう書かなくても、このくらいのキャリアアップはとっくに本人が考えついたうえでの「漁師」なんだろうけど……。
 
ちなみに、この日の放送で木村は他のリスナーから送られてきた「保育士」にも興味を示していたそうだが、これも普通に演じてくれるなら「かなりアリ」……なんじゃないですかね? 偉そうですいませんm(_ _)m
 

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