春に旬を迎える魚に、鰹があります。この時期に獲れる鰹は「初鰹」とも呼ばれ、脂身が少なくとてもヘルシーであることで知られています。食べれば体にも良く、食べ過ぎてもカロリーが低いので安心。美味しい今の時期だからこそ、たくさん食べるべき食材でもあります。今回は、料理研究家である筆者が「初鰹の美味しい食べ方」についてご紹介します。
■旬の「初鰹」の美味しい食べ方
ダイエット時に最適
鰹は年に2回旬があるとされ、春の時期に獲れるのが「初鰹」、秋に獲れるのが「戻り鰹」と言われます。初鰹は戻り鰹と違って、脂身が少なくヘルシー。ダイエット時に食べるのに相応しいお魚です。お刺身や、表面を炙ったタタキなどが一般的な食べ方。縁起ものとしても知られているので、今の時期に食べるべき食材です。
■こんな食べ方も美味しい
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漁師さんはマヨネーズで
醤油に生姜やニンニクを入れて、それに鰹をつけて食べるのが一般的ですが、マヨネーズを付けたり加えたりしても美味しいです。もともとは漁師さんがおこなっていた方法ですが、ある有名な料理漫画で取り上げられて、一般家庭にも浸透していきました。
オリーブオイルで和えて
オリーブオイルに酢やレモン汁を少々加えて、マリネ液を作ります。それで鰹を和え、ニンニクや粒マスタードなどを入れます。キュウリや玉ねぎなどのお好みの野菜を加え、塩コショウで味を整えればカルパッチョのできあがり。おかずとしてだけでなく。お酒のおつまみとして、特に白ワインによく合います。
揚げても美味しい
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刺身に飽きたという方は、こんな食べ方も。醤油とみりんと生姜などを合わせてタレを作り、鰹をしばらく漬け込んで下味をつけます。あとは、片栗粉を適量まぶして油で揚げるだけ。鰹の竜田揚げのできあがりです。臭みも抜けて、お子様に出すのにもピッタリです。
いかがでしたか? 健康や美容に良いとはいっても、お刺身ばかりでは飽きてしまいます。そんな時のひと工夫。旬の食材を美味しく食べれば、ダイエットもはかどりそうですね。 (料理研究家 オガワ チエコ)
- Life & Aging Report
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