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やっと季節も春めいてきて、GWにかけてこれから気温がどんどん上昇してきます。
気温上昇と共に大切になるのが水分摂取です。特に幼児期はこまめな水分補給が必要です。
子どもって1日どれくらい水分を取ればいいのか、また、お茶やお水を飲みたがらないお子さんにどうやって水分をとらせたらよいいか、その対策をご紹介します。
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まずは、乳幼児が1日に必要な水分量を京都府立医科大学の水分管理表を元にご紹介します。
乳幼児の1日に必要な水分量は体重と併せて計算して調べます。
その式は以下のようになります。
●体重が0〜10kgの乳児の場合
100ml×体重(Kg)
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●体重が11〜20kgの幼児の場合
1,000 ml+50 ml×(体重kg-10)
●体重が20kgを超えている幼児の場合
1,500 ml+20 ml×(体重 kg-20)
(京都府立医科大学「水分管理」)
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この式にお子さんの体重を当てはめることで必要な水分量がmlで計算できます。
もし、お子さんが熱を出していたり下痢をしているという場合は、先ほど計算した水分量よりもやや多めに与えると考えておくと良いでしょう。
“やや”っていったいどのくらいだろうと思ってしまいますよね。
人間は排尿、排便と不感蒸泄(汗や呼吸によって出る水分)によって体から水分が失われます。
1日の不感蒸泄は、通常は50ml、発熱時は70mlを体重(kg)にかけることで求められます。
例えば10kgのお子さんが発熱していた場合、1日に尿や便意外に約700mlの水分が消失されています。
10kgのお子さんの1日に必要な水分量が約1,000ml、排尿量の正常が約500〜700mlとなるのでこの場合は約200〜400mlコップ1〜2杯分の水分を追加してあげられれば良いということになります。
もちろん、これはあくまで基準から算出した値なのでお母さんがお子さんをよく観察して必要そうな水分量を調整して与えてくださいね。
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お子さんが水分を摂ってくれない時、ジュースに頼らずお水やお茶を飲んでもらうにはどうしたらいいのか、その方法をご紹介します。
●コップに工夫を!
ストロー付きのマグカップや哺乳瓶などお子さんが飲みやすいコップを選択して飲ませてあげるのも飲んでもらうための方法です。
また、可愛いキャラクターのコップなんかも子どものテンションをアップさせて飲ませるのにうってつけです。赤ちゃんの場合はスプーンですくって口元へもっていってあげるのも良いでしょう。
●与えるタイミング
大人でも喉が渇いていない時は嗜好品として味のある水分を摂りたくなりますよね。一度でもおいしいジュースやイオン飲料を飲んだことあるお子さんであればきっと大人と同じ気持ちです。
そのため、工夫したいのが与えるタイミングです。たくさん遊んで汗をかいた後やお風呂上りや寝起きなど喉が渇いているタイミングを見計らってお水やお茶を与えてみましょう。きっとおいしく飲んでくれます。
子どもの成長にあわせて、コップや与えるタイミングを工夫して、これから迎える暑い季節を元気に乗り越えましょう。
【画像】
※ 水分管理 – 京都府立医科大学
※ 乳幼児の水分補給 – 筑紫女学園大学府増幼稚園
※ 尿で分かる病気 – 医療法人こどもの国 大谷小児科
※ Volodymyr Tverdokhlib
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