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出典:https://www.shutterstock.com/
先日、こども園に刃物を持った男が侵入した事件がありました。
保育園、幼稚園はまだまだ女性の多い業界のため、子どもたちを守るために様々な対策をしています。
実際にどのような対策をしているのか、現在のセキュリティ事情をお伝えします。
新しく開設された保育園の多くが、警備会社等のセキュリティシステムを導入しています。
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例えば、以下のようなものがあります。
・入り口のドアはオートロックで、保護者が持っている専用のカードがなければ解錠できない
・警備会社と直に繋がっている警報ブザーを各保育室に設置している
・散歩など外出時には携帯用の警報装置を保育士が常に持ち歩いている
公立の保育園や古くからある幼稚園などでは、このようなシステムを導入しているところはまだ少ないのが現状です。
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そのため、入り口の門を決まった時間だけ開けて、出入りをチェックし、部外者を入れないなどの対策がとられています。
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近隣で不審者が出た場合などは、役所から警戒の通知がファックス等で各園に届きます。
以前はこのような情報を保護者へすぐに知らせる方法は、電話連絡だけでした。
最近では、メールやアプリで保護者へ連絡できるシステムを使用している園も多く、保護者はタイムリーな情報を知ることが出来ます。
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また、両親がそれぞれ仕事中に確認することもできるため、夫婦での情報の共有化もできます。
このようなシステムを導入している園はまだ少ないとは言え、今後急速に増加していくことでしょう。
もしも不審者が侵入した場合、大人たちの対応によっては子どもがパニックを起こしてしまいます。
このようなことを避けるためにも、保育所では不審者対応訓練というのを行っているところがあります。
地域によっては、認可保育所等で年に2回不審者対応訓練が義務付けられています。
もしも不審者が侵入した場合、子どもたちをどのように守るかを話し合い、子どもたちと一緒に訓練を行います。
そして、侵入者から逃げるのに効果的なのが“合言葉”です。
子どもたちへ「不審者が来た!逃げろ!」と叫べば子どもたちはパニックになり、侵入者も逆上してしまいます。
そこで、あらかじめ決めておいた“合言葉”で、子どもたちや他の先生に侵入者がいることを伝えます。
その言葉を聞いたら“急いで避難をする”という合図を日頃から子どもたちに教えて、いざという時に備えています。
今や不審者の侵入は自然災害同様、いつどこで起こるか分かりません。
今は最新のシステムを導入して様々な防犯対策を行っていますが、最後に頼れるのは“その場にいる大人たち”でしょう。
安心してわが子を預けるためにも、わが子の通う園がどのような対策をしているのか、一度先生に尋ねてみるのも良いかもしれませんね。
【参考・画像】
※ 宇佐市のこども園、刃物男侵入 容疑者逮捕 9歳児、2職員けが – 西日本新聞
※ file404 / Shutterstock
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